蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 深入山 雪中行

毎シーズンの恒例となっている深入山。

3年くらい前までは暖冬でまともに雪が無かったのだが、昨年と今年ときっちりと寒波が雪を落としていた。

あいにくの天気。鮮やかな青空とは程遠く、気温が高くなったこともあって雨がぱらついていた。これくらいの少雨なら問題ないのでスノーシューを装備して山頂を目指す。

暑くどんよりとした空もよう。

先週の寒波で大雪になったこともあってか、バックカントリースキーヤーが斜面で楽しんだ痕跡がたくさん残っていた。

山頂を目指すにつれて天候が荒れてきた。

本格的に降る雨と身を揺らすほどの暴風が吹き荒ぶ。

ルートには遮るものが無いのでこの暴風で足取りが重くなった。

辺りも低い雲に包まれ始めてきた。

写真では穏やかに見えるが、実際は雨と風で正直辟易してくるような状態。

山頂を見上げる。

真っ白な世界は距離感をぼやかす。

分岐点へ。

山頂まであと少し。

ひたすら登って山頂へ到着。

風も強いし辺りも次第に白く染まってきた。

山頂で長居をするのはやめておいた方が良さそうだ。

そそくさと退散を決め込む。白く染まってきたぜ。

せっかくの雪山なので、人通りの少ない西の斜面をトラバースする。

ここのエリアは傾斜がきつく、谷が深いこともあってスキーヤーは立ち入らないようだ。歩く分には問題が無いルートで雪山だからこそ歩ける道でもある。

変な形の雪庇を抜けて、東屋へ。

雨足が強くなってきたのもあったのでここで一休み。

お湯を沸かしてコーンポタージュを飲んで体を温める。

そうこうしているうちに雨足が弱まった。この機で下山を目指す。

 

樹林帯にはレールのようなトレースがついていてそれを頼って下山した。

ガツンと晴れていたら気持ちのいい雪山だったろうし、降るなら雪の方が雪山らしくて良かったが、珍しい事に大雨だった。

これも自然相手なので仕方あるまい。

往路:いこいの村西登山口から入山。

走行距離:1.5㎞

走行時間:1:19’56”

平均ペース:53’04”

消費カロリー:69Kcal

平均心拍数:148bpm

 

復路:西斜面からセラピーロードを経由

走行距離:3.31㎞

走行時間:1:33’38”

平均ペース:28’11”

消費カロリー:228Kcal

平均心拍数:124bpm

 

全体的に写真を撮影していたりもしたのでペースは遅め。

 

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