春が来た。
海をゆっくりと進むタンカーが印象的だった。
【日常の事】
実は月曜日に娘の通う保育園でコロナ感染者が発生。
娘が濃厚接触者となってしまい、てんやわんやの状態だった。
結果は陰性で一安心だったが、今週末まで保育園の感染があった幼児クラスは閉鎖になってしまった。
俺自身も偽陰性の可能性がある為、リスクを懸念する上層部からの指示で今週いっぱいは出社を見合わすような状態にまで発展。
前回の職場で発生した濃厚接触者のゴタゴタから得た教訓で、あっという間に本日から在宅ワークに転換された。
PCも以前と違い、社内ネットワークにつながるものを貸与されたこともあり、おおよその会議やらスケジュール管理等の事務作業が出来るので以前の在宅ワークのようにイマイチ仕事がはかどらないというようなことは無さそうだ。
が、だ。
そう、共働きで嫁さんは決算前で大忙しな上、在宅ワークのシステムが無い。
なので、魔の2歳児の相手をしながらの在宅ワークだ。
てんやわんやマックスだよ。
まじで。わりとまじでパネェっす。
リモート会議ではしゃべり声の聞こえるPCに反応して大はしゃぎだし。
こっちがしゃべってる横で、拾ってきたドングリを、「どんぐりころころ~」と見せびらかしてこちらの音声にかぶせてくるし。
相手も音声のむこうから子供の声が聞こえるので驚いていましたな。
カメラが無いのでこちらの様子が映せないのは、インパクトは半減だっただろう。
仕事は出来なくないけど、出来映えや出来高は考慮してほしいと想うばかりである。
今となっては在宅ワークは珍しい事ではないけれど、最下層肉体労働者で現場仕事ばかりの人間が在宅で子供の面倒を見ながら仕事を進めるというのは、所属する部門では初の試みになるだろう。
新しい事に何でもトライする上司らしい采配だ。
考えようによってはだけど、例えば数日の休校とかで子供の面倒を見なければならない状態になって、無駄に有給を消費してしまうよりは、こうして在宅ワークに転換してちょっとしたディスクワークを細々進めていく方が仕事の成果の良し悪しは置いて、『どうにかしようの解決案の一つ』としては非常に良い事だと想う。
こういう事が強引にでも進んだのはある意味新型コロナウイルスのお陰だと想う。
一昔なら丸々有給消化して対応していくしか術が無かったのだから。
解決策が複数選択できるのは末端で働く人間としては、非常にありがたいことだ。
単に経験としても、勤務時間中に子供のうんこ付おむつを交換して、すぐに会議に出席してというのは、なかなか最下層肉体労働者では経験できない事だろう。
今後は「子供の面倒を見ないといけないので~」とかなったら、「じゃ、在宅で。」ってなるんだろうかな。まぁ、無理じゃ無いわな。
なんせ俺ですら2歳児を相手に在宅ワークしてるんだし。