夏越祭でお札を頂いたので古いお札を返却しに参道を歩く。
夕刻とはいえ蒸し暑い。
コロナワクチンの職域接種で1回目のワクチン接種を今日完了した。
サラリーマンの集団だし、言われたとおりに右にならえはお手の物だ。きちんと時間も守るし整列もする。係員も同じ会社の人間だし、摂取する看護師も会社の産業医だ。我先にワクチンを打とうと押し寄せたり、会場の不備に罵声を上げることも無い。ましてやワクチン反対派などが会場付近で大騒ぎするわけでも無い。淡々とした流れ作業で接種が進む有様を見て、つくづく日本で良かったわと思った。
会社で集団接種の企画運営担当となった人の労力は計り知れないが、受けてみた立場で言うと実にスムーズで、受け付けから接種後の状況観察の待機時間含め30分ほどですべてが終わった。
副反応なのか刺された部位が筋肉痛のように痛む。今のところそれだけ。50%くらいにはこの反応が出るという事なので覚悟はしていた。2回目に発熱したりする可能性があることも承知の上だ。
インフルエンザワクチンでも同じ箇所への注射は何度とやったが、こういう現象は無かったので今は違和感を感じている程度。
素人考えで言わせてもらうとワクチンを打ったからとその病原菌に罹らないわけではないと思っている。自身の免疫に作用して病原菌への戦い方を『インストール』するだけなので、それが必ずしも勝つ要素にはならない。せいぜい『惨敗しない』くらいの効果はあってほしい物だと思っている程度だ。
当然、これで無敵モードになったわけではないので、生活は今までと大きく変化はしないだろう。そもそもコロナ禍前後で大きく変わったわけでも無いが、それはきっと運が良く、たまたま恵まれているのだろうと強く思っている。
首都圏の感染者増加や五輪の盛り上がり具合など、こんな片田舎に住んでいると縁遠く、ほとほと興味がないのが今のコロナ禍における俺自身の状況である。