ソメイヨシノよりも1か月以上早く咲くので、花咲くイメージの無い3月に花の色どりを添えている。
河津桜の事を見聞きするようになったのはここ3、4年程だろうか。
数年前から上関の城山歴史公園に注目していたが、例年行けず、今年もどうも日程的に行けそうにない中で、近場で河津桜を写真に収めれないかと思っていたら、通勤途上の道中になかなか良さげなスポットがあったので立ち寄った。
あまりに整然と並ぶ姿に違和感を感じるが、どれも何処か誰かの記念樹のようで、誕生記念や結婚記念、孫の生れた記念、小中学の入学、卒業記念など植えた人それぞれの記念が書き記されていた。
年代的に8年から9年前に植樹されたようで、まだまだ樹としては若く小ぶりだが、あと10年たてばもう少し密度は濃くなり、もう10年たてば見上げた空が河津桜一杯になることだろう。そうなれば、一躍河津桜の鑑賞スポットだ。
笠戸島の河津桜をみてもどれも小ぶりなものが多いので、ここ10年くらいの間に植えられて、大きさ的にも見ごろになったので目立ち始めたのだろう。
記念日なんぞに疎い俺にとっては、自ら進んで植樹しようとまでは思わないが、きっと10年後20年後と振り返った時に、この木々の成長に想いを馳せることになるのだろうか。
そうそう。たくさんのメジロが飛来していた。
残念ながらD810と24-85mmの組み合わせでは被写体に対する装備が違い、メジロをまともに収めることが出来なかったな。
何とか撮影した一枚をD810の高画素を利用してトリミングしてでっち上げてみた。
高速連射のD4と70-300mmを駆使してリベンジしてやろうかな。
あ~200~500mmの望遠欲しい。