蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 直登〜塚原コース

約1か月ぶりの右田ヶ岳。


塚原ルートから入り、直登コースで山頂を目指す。
登山口のお地蔵様を参拝。いつもきれいな服を着させてもらっている。
振り返ってみると結構短いスパンで着せ替えられてる事に気が付いた。

いつも花や綺麗な衣装で飾られていることから、この右田ヶ岳が多くの登山者に愛されていることがうかがい知れる。

樹林帯を抜ける。ここまでで随分汗ばんだ。
先月来たときは汗ばむことは無かったが、春一番が吹いた後だろうか気温も高く様相はまるで春だった。

天気が悪いかと想っていたが、だんだんと霧が晴れてきた。

トレーニングにはやはり直登コースかな?
足だけでなく腕、肩、背中、全身の筋肉を使う感覚を得られるルートだからだ。

途中のスペースで休憩。

普段人が少ない直登コースで2人の登山者に追い抜かれた。
ここ数か月の冬の低山の感覚で来たら、冷たい飲み物が足りなかったな。
久々にぬぐうほどの大汗をかいたので、今度からは白湯は持ってこなくて良さそうだ。

山頂には常連と思しき人たちが20人ほど歓談していた。
持っていたカメラに注目され少しだけ輪に入ってお話をしたりして山頂では久しぶりにのんびりと過ごした。
常連客一団が下山するという事なので、一緒に下山。

二手に別れてしまったが、時間がかからない塚原ルートを辿るパーティーと一緒に行動を共にした。
道中は右田ヶ岳で在った怖い話や、右田ヶ岳『北ルート』の分岐点、北アルプスの話などなど、諸先輩方と山談議に華を咲かせる道中となった。

常連の人たちは各々好きなルートで山頂をめざし、大体決まった時刻になると山頂に集まってくるのだそうだ。山頂での歓談の後、また各々パーティーを組んだりして自由解散しているらしい。
『毎日ゴールデンウィークだからいっつもみんな登っているよ』
友達に逢いに山頂を目指す。健全で健康的だ。


次回は教えてもらった『北ルート』を探訪してみよう。
ルートが多く飽きさせない。低山ながらも人気がある理由の一つだろう。



直登尾根コース:58分
塚原コース:41分