蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

皇座山観望会


世界は静かに螺旋を描く。
人々がそれに気づかなかったとしても。







2月の皇座山観望会。
久々に雲一つない満天の星空。
冬型の気圧配置で冷え込みはしたものの、到着してから車中泊に至るまで雲が訪れることは無かった。
曇りやすい北の空に雲がかかっておらず、いつもより多くの星が見えた。
北極星をファインダーに入れ、カメラに内蔵しているインターバルタイマーを起動する。
湿度は低く吹く風も強いことから、結露の心配はなさそうだった。

北極星を中心とした日周運動。
カメラをはじめて間もなく興味を抱き、試行錯誤はするものの技術的にも知識的にも未熟でなかなか機会を得れず、昨晩の撮影でようやく想っていたイメージの物を撮影することが出来た。
開始時刻は20時。終了時刻は翌3時。
カメラをセッティングしたらあとは放置だが、今までのカメラライフの中で、一枚の写真を得るのに一番時間がかかった一枚だろう。
カメラは設置後放置しっぱなし、されど完成した姿を見るまでに緊張を強いられた一枚だったと想う。

南天文同好会
HP『星もよう』
http://www.hoshimoyou.com/
次回 皇座山観望会 2016年3月12日 20:00〜