蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

回顧録 春のロングツーリング編 火の国の章 5

走り出し到着した先は『天岩戸神社』。
天岩戸(あまのいわと)とは、日本神話に登場する、岩でできた洞窟だ。
太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説の舞台である。
その伝説の舞台を祭っているのが『天岩戸神社

このお社の奥に、天岩戸がある。まさしく聖地・オブ・聖地!


神主さんの案内でその天岩戸を案内してもらえる。
当然、神聖な場所なので撮影はNG。
見ましたよ・・・聖地!
そのほかにも案内の中で、日本や天皇家の成り立ちや歴史、伝説を織り交ぜた非常に勉強になる話を聞かせてもらった。
なるほど!まさしくスピリチュアル!

近くに来たときは必ず寄りたい場所の一つだ。

そして天照大神が天岩戸に隠れてしまったときに、八百万の神々が集まってどうしようか相談した洞窟が天安河原

新緑の渓谷を歩くこと十数分。

ぽっかりと空いた洞窟の奥にお社がある。

なんかすごい雰囲気だ。
伝説では八百万の神々たちが集まって、ミーティングしていたんだぜ。

石という石は、賽の河原のように積み上げられている。

ちょっと不気味かも。訪れた人が願いを込めて積み上げたのかな?



美しい自然に囲まれた聖地。
まさに聖地巡礼の旅だ!


その後、チキン南蛮を求め、宮崎に・・・。
結構遠いのね。宮崎・・・。
ひたすら走り続けたが、夕飯には微妙に早い時間。

チキン南蛮発祥の店『おぐら』。しかも本店に到着。
が、残念ながら、営業時間が夕方5時から・・・。スケジュール的に開店待てないなぁ。
翌日はフェリーに乗るので、できるだけ北上しておきたいところ。
ここでの食事はあきらめて、記念に撮影をして北上。帰路へ・・・。
短時間であんまり欲張りすぎたらだめだね。
道中の『おぐら』の支店で念願のチキン南蛮をいただきました。
腹減りすぎて写真撮るの忘れた・・・。迂闊。写真は嫁さんのiフォンの中だ。


北上の道のりは長かった。ただひたすらに北上。

数年前の旅もおんなじ感じだったなぁ。
交通事故渋滞に巻き込まれ前へ進めず、途中のビジネスホテルで一泊。
朝から北上を続け、出航の一時間前に到着したが行きのフェリーと同じ状況に・・・。
それでもなんとかフェリーに乗れることができた。
危うく北九州経由の迂回を迫られるところだった。
案の定、後半の写真はほとんどない。
もう少し時間にゆとりがあれば、別府なんかで風呂でも入れたが・・・。
まぁ、もっと短い時間でもピンポイントで遊びに行けそうだ。




蒼天遊々な旅。



歯車は複雑に絡み、そして廻る。



狂る狂る 



狂る狂る



この出逢いは何処へ続く・・・・。



船のゲートが開いた。
先には、住み慣れた街だ。



火の国の章 おわり