蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

入道雲

車のディーラーが今日から営業と言うことで、ボロボロになった愛車インペリアル号の今後の身の振り方を相談しに行った。


当然足となる車は無いので、もう一台の愛車「雷一文字」に跨ってディーラーへ向かう。
色々と今後の成り行きを決めた後、このまま家へ帰ってしまうのはかったるいので、ツーリングへ出かけた。丁度タイヤの交換を済ませたばかりだし、一皮剥いておかないと、どうも乗り味が悪い。


山を越え、谷を抜け・・・。最近出向くようになった港まで走らせた。



其処からの景色を覗くと、夏らしく大きな入道雲が現れていた。
夏は中盤戦だ。



ぼんやりと入道雲を見つめていると、まるで工場の煙突から入道雲が生成されているようだった。

『雲はあの煙突から出来ている』
ここらで生まれ育ったミロ姉様は、小さいときにそう想っていたそうだ。
確かに。
煙突から出る煙は緩やかに風になびき、背景となる大きな雲に溶けて行く様を眺めていると、きっと煙突のある工場は雲を作っているのではないかと想ってしまう。



一日中、山や谷を走らせていたので一皮剥けたかな?
大分、グリップも出てきたよ。



それはそうと、どうもバイクはエロティックな乗り物で、必ず「ある角度」から観たらその艶が放射されてるそうなのだが、現在探求中。
もう少しで、エロティックな部分を発見できそう・・・。
背景、レンズの種類、太陽から来る光の向き、構図、カメラの位置、バイクの配置、ストロボを焚くか焚かないか・・・。うーむ・・・。
なかなか、焦らされておりますぞっ。



『転がるオッサン  Kind Of Blue 』
http://d.hatena.ne.jp/zankuro/20120809