蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

NEW WEAPON 2023  ルナサンダル レトロモノ 

先日の登山で導入したアイテム、ルナサンダル・レトロモノ。

 

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防府市に新しく出来たアウトドアショップ『太陽と山』の店内に置かれていたサンダルで、ベアフットランニングなどで使えるサンダルと聞いて気になって購入した。

メキシコ北部の山岳民族タラウラマ族が作っている、ワラーチサンダルというジャンルのサンダル。これを参考にルナサンダルというメーカーがより近代版にしたのがこのレトロモノだそうな。

日本でいうところワラジが最も形状として近い物になるだろう。

只のサンダルや雪駄と違い、踵や足首にもベルト部分が来るので足裏への密着度が高い。

開放感のあるサンダルの形状、薄手の靴底を使う事で本来人間に備わっている足裏感覚や体幹をダイレクトに使うことが出来て、一種のトレーニングになるとの事だった。

似たようなものが各種メーカーから発売されていて、ベアフットランニングやトレイルランニングでこの手のサンダルを愛用している人が多いという事は知っていたが、現物を見ることが無かったので今まで気にしないでいた。

『太陽と山』の店員さんも愛用しているようで、右田ヶ岳に限らず色々な山を登るときにはルナサンダルを使用していて、なかなか良いという話を聞いたので興味が沸き、次の入荷を待って購入に至った。

今までサンダルなんて、Tシャツと同じでS,M,Lの3サイズからなんとなく自分の足に合うものを選んでいたのだが、他の靴と同様0.5cm刻みでサイズラインナップがあり、自分の足に合うものを店員さんとあれこれ比べながら選んだ。

今回は色々なタイプがある中で、昔ながらにある『レトロモノ』というタイプの物を選択。

ベルト部は一本物で、調整機構もあるものだ。

ベルト素材はしなやかで、足当たりもよさそう。

踵部も当たりが良いようにクッション素材の当てがついていて、履くとサンダルとは思えないような一体感と、はだし感覚のように地面の様子が伝わってくる。

物によってはソール部分が4mmほどのゴム板だけのものがあるのだが、今回はオールマイティに使えるそこそこ厚みのあるタイプの物にした。

深めのパターン。信頼と実績高い『Vibram』のソールだ。

ベルト部分もソール側に出ているが、直接地面とは当たらないような構造になっていてベルトが摩耗して切れてダメになる、という事はすぐには無さそうだ。

デザイン的にも日常使いが出来そうなシンプルな雰囲気。

薄くて軽いので、日常使いからアウトドアシーン、海辺や川でのレジャーなどこれから夏に向けての様々なシーンで使いまわせそうだ。

足首部分もベルトを回して固定することが出来るので、フィールドに立てば裸足でいるような感覚だ。

夏頃になると軽量装備に切り替えて、足元もソールが薄く軽いモンベルの軽登山靴を使っているのだが、そろそろソールの溝が無くなってきてどうしようか悩んでいた矢先だった。

足裏以外は剥き出しになるのでより足運びは慎重になるし、足裏と足指を使って掴むように駆けだすので足裏筋と体幹を鍛えられるようだ。

普段の散歩などはサンダルを愛用していることが多いのだが、この親指と人差し指にベルト部(前坪という名前らしい)が来るとどうしても擦れて痛い思いをすることが多かったのでこの手の形状の物を昔から嫌煙していた。

結局サンダル自体が踵や足首に固定されて足裏にぴったり張り付くようになることで、足に対してサンダルが暴れず『擦れる』という現象が無くなる為、右田ヶ岳を短時間で往復する程度の使い方では、豆や擦れというのは起きなかった。

剥き出しになっているという事が前提であるのでいつもより足運びは慎重になる。

右田ヶ岳はいい感じに落ち葉や木の根が露出する樹林帯、複雑な岩場、平坦な砂地が適度に揃っていることもあって、新しく導入したサンダルのトライアルには丁度良かった。

Vibramソールとはいえ、気を抜くと滑りがち。

普段使っている登山靴もVibramソールだが、ルナサンダルのパターンの深さが浅く、材質的に柔らか目なのが影響しているのだろう。

ある程度滑ったりしそうなことも頭に入れていたので足自体に怪我をすることは無く一回目のトライアルを終えることが出来た。

ただ、慣れていないこともあってか足裏や脛に筋肉痛のような痛みが残っている。

普段使わない足指の力を使った事が原因だろう。こういうのに慣れておけば、縦走用登山靴を履いたときにも効果的な足運びが可能になりそうだ。

個人的には普段使いしても固定がされているので親指と人差し指の間でベルトが擦れることも無かったし、サンダルならではの開放感があるのでなかなかいい買い物をしたと想う。

登山の後は小川にそのまま飛び込んでクールダウン。

『足にしっかり固定されている履物』なので車の運転も一応OKだ。

なので、自宅から履いてそのまま登山、そして川に飛び込んでクールダウンという一連の所作を『ずっと履いたまま』で出来るのが楽しい。

デザインもシンプルなので何ならそのまま買い物に出かけてもOKだ。

この夏場のシーズンは出来るだけルナサンダルを使ってみて足裏感覚や足裏筋を鍛えてみようと思う。

贅沢をいえば買い替えのタイミングに軽登山靴の後継を探したいところではあるんだけどなぁ・・・。

 

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山行記 右田ヶ岳 塚原ルート往復

レーニングがてらに本日もホームマウンテンの右田ヶ岳へ分け入る。

少し暑くなってきたこともあるのと新しいアイテムのテストを兼ねて、軽量装備で入山。

 

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足腰を鍛えようとわざと荷物を沢山入れたザックを背負っているのだが、体を程よく動かす程度なら、ウエストポーチだけが丁度良い。

前日の遊園地で息子がはしゃぎ過ぎて常に移動が全速力で少しバテ気味になっているので、今日は軽めに塚原コースの往復を進む。

身軽なこともあって登りのテンポは明らかに良い。

走って登ることは無かったが、いつもよりもペースは高めだった。

岩場を抜けていく。

テンポよく進んできたこともあって写真は少なめ。

いっそ、撮影機材はカメラを省いてGoproだけで良いかな。

気温は比較的穏やか。

登っていてもうだるような暑さではなかった。

トラバースして山頂へ。

到着が早かったこともあってか山頂は人が居なかった。

山頂から見る景色は黄砂で霞んで展望はイマイチだ。

装備に入れていたカロリーメイトを食べて小休止。

そこまで暑くなかったので、持ってきた飲み物もほとんど消費していなかった。

そして、新しいアイテムはこれ。

最近防府市にできたアウトドアショップ『太陽と山』で気になったアイテム『ルナサンダル』が入荷したので入手し、近所の散歩で使ってみて軽く慣らしたあと、早速登山で実践導入。

まぁ、大きな問題も無く登ってこれた。

こちらはまたあらためてレビュー記事を書いてみる予定。

足元に気付いた人からは色々と声を掛けられましたな。

山頂の鐘を慣らし下山開始。

山頂にあるセッコクも見ごろを迎えていたな。

下りは慎重に、時々滑ったが意外と問題なく下山が出来た。

思ったよりも暑くなく、快適な登山。これからどんどん暑くなってくるんだろうなぁ。

 

往路:塚原ルート

走行距離:2.13km

走行時間:44’47”

平均ペース:20’56”/km

消費カロリー:183kcal

平均心拍数:145bpm

 

復路:塚原ルート

走行距離:2.21km

走行時間:37'16"

平均ペース:16'50"/km

消費カロリー:113kcal

平均心拍数:108bpm

遊園地

息子の誕生日の約束の遊園地に行きたいとの要望で、ちょうど運動会の振替休日と自分の休みがあったので二人で城島高原パークへ。

当初天気が怪しいかなと思いつつも、前日に天気が持ちそうだったので弾丸で出かけてみた。

天気も良く、息子も遊園地で遊ぶという目的を達成することが出来たので満足そうだった。

しかし久しぶりの長距離移動でしたな。

 

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Antique

 

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三倉岳の麓にある休憩所。ログハウスで周りの自然の風景に溶け込んで、中に入ると何処か異国情緒あふれる場所だ。

特別に何か物販があったり食事が出来たりするわけでも無い休憩所には、管理人が一人昼食をとってのんびりしていた。キャンプ場の受付の場所でもあるらしい。

本棚には古い山岳雑誌や山岳小説。

薪ストーブと照明はアンティークで、ログハウスの内装と相まっていい雰囲気で居心地の良い場所だ。

薪ストーブに火が着くであろう冬場なんかはもっといい雰囲気だろうな。

 

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以前三倉岳に訪れた時もこの休憩所でゆっくりしていたんだよな。