海を目指す。
ツーリングの目的は複雑でなくていい。
走り出して何処へ行くか考えればいい。
その道中で久しぶりに立ち寄った『鹿背(かせ)隧道』。
古い石張りの隧道で、なかなか希少なものらしい。
誰も立ち寄らないような道にひっそりとあって、苔生した感じもあいまってかなり雰囲気のある場所。
大型のCX-8では入るのは躊躇う狭さなのでバイクで近くを立ち寄った時に寄るくらいの場所だ。
舗装はされているものの、灯りは無いので昼間でも真っ暗。
ちょっと不気味。そして思ったより長いトンネル。
その隧道のすぐそばには維新志士たちが通った萩往還が山道として残っている。