先日、バイクでひとっ走り出かけた時に一貫野の藤を訪れたが見ごろがまだで、花は一つも咲いていなかった。
どうも品種が違う様でピークが少し遅いというのを整備している地元の人と思しき方から話を聞いた。昨年の状況からすると確かにそのようだった。しかも今年はあまり咲かない年という事。桜のように毎年同じように咲くわけではなく、何年かに一度、豪華に咲くものなのか。山々に伝う藤はそこそこ咲いてはいたのだが・・・。
気になるところで言うと、何故か実のようなものが沢山ぶら下がっていたことだ。
一貫野の藤は見ごろにならないかもしれないな。特段整備しているわけではない自然のままの藤なので咲き方が良かったり悪かったりがあるのだろう。
防府天満宮の梅も、造園業者が土を入れ替えたり追肥していたりしているのを見たことがあるので、それなりに豪華な咲き方を再現しようとしたら、選定なり追肥なりの手入れも必要なんだろうな。
と、いう事で近場にある永源山公園の藤棚に出向いたところ、ちょうど見ごろになっていた。
幼い頃、家の近くにあった吉祥寺という寺の境内に立派な藤棚があって、藤の咲くころにはお祭りをしていた。藤の花が大きく、それこそ地面に着くんじゃなかろうかというくらいまで綺麗で立派な花を咲かせていた記憶がある。
そういえば、自宅の庭にも父親が藤棚を作っていて、綺麗な藤の花が庭一面にあったんだよなぁ。結局大きくなりすぎたうえ、虫やらが大量発生したか何かで、詳しい理由は分からないが、切り倒してしまったんだよな。
地元九州の藤の名所を巡ろう巡ろうと思いつつ、未だに行けずじまいだ。
手入れが大変なのか山口県内は、藤の花に関してのスポットが意外と少ない。