風景写真をやっていると、とにかく電柱や電線がその風景に余計なものとなって入り込み、邪魔になることが多い。
写真であれば消せばいいだけの話だろうが、現実にその風景を目で見た時はそうはいかない。
海辺のテトラポットと架空電線が日本の美しい原風景をダメにしているというのを聞いたことがある。
確かにそう思うことも多々あった。
この時期、二階の書斎の窓から遠くの山の稜線に陽が沈むのを見れる。
ただ、目の前に電柱がありそこから四方に伸びた電線がその夕焼けの風景の邪魔をする。
無機質な電柱と夕焼けのコントラストが美しく、「おっ」と想う事もあるのだけれど。