入場から薄暗い通路を辿る。
通路の左右には金魚が入れられた水槽が浮かび上がっている。
刻々と照明が変わっていき、何とも不思議な感覚だ。
金魚は尾や体つきが煌びやかなものや、色が鮮やかなものなどと厳選されたものが入れられているのであろう。
丁度季節がら夏の風物詩ともいえるが、このアートアクアリウムに金魚がセレクトされた理由が分かる。
それは、金魚そのものが生きた『アート』なのだ。
そうは言っても、人が多く水槽にべったり張り付いて独占し金魚の撮影に没頭するのもマナー違反かと想って観察するくらいにとどめていた。
正直この照明で金魚のみをピックアップして撮影するのは至難の業だ。
単焦点持っていけばよかったなぁ。
何でも夜はさらに照明や音楽を変え、お酒を呑みながら楽しめるクラブ形式になるようだ。
週末ごとにDJイベントが組まれてあったりして、夜は夜で楽しめそう。