蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

仕事初め

本日仕事初め。

勤めている工場が本格的に稼働するのは6日なのだが、事前確認の為にいつもより少し早い仕事始めとなった。

職場のメンバーは軒並み連休モードで、総員仕事したくないモードMAXでしたなっ。自分も含めて魂が宿っていなかったっ。

緊急事態宣言が発令されて、昨年の春先のような出勤停止とかの大騒ぎになったらキャンプして過ごそうとか、バイクでツーリングして過ごそうとか、年末ジャンボの一等が当たったかのような妄想をみんなで繰り広げておりましたよ。ポワーン。

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ここ数年の暖冬とはうってかわって例年並みの冬の様相で、寒波の中に水を入れたナルゲンボトルを放置したら、カチカチに芯まで凍るか実験をしたところ、水面2cmと外周が僅かに凍っただけでしたな。

まだまだ冷え込みが足りない。

700ml入れたところ液面が750ml位まで増えていたので、水は液体から固体になると体積が増す、という事を検証できた。

よって、ナルゲンボトルを保冷剤がわりに水を満載して凍らせると破裂する恐れがあるので、絶対に一杯にしてはいけません。

OLFA WORKS FILED SAW

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先日衝動買いしたアウトドアアイテム。

 

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 ケースを作ってやろうと色々デザインを考えていて、この正月休みの合間をぬって仕上げてみた。

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革細工の腕が落ちていてあまり複雑な構成の仕上げは出来なかったため、今まで作ってきていたケースよりもシンプルになってしまった。

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カッターナイフを世に送り出したオルファ。それが昨今のアウトドアブームに乗っかって、オリジナルブランド『OLFA WORKS』を昨年2月に発表した。

いつもお世話になっているハックルベリーで衝動買いしたもの。

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普通のカッターと思わせて、刃がノコギリ!

本格的な上目の目立てが施されている。『山で使え!河で使え!』というキャッチコピーの通り、フィールドで使うのに適した造りになっている。

カッターナイフのように刃が悪くなれば折って使える仕様ではないが、刃本体を交換することが出来るようになっているのはオルファならでは。従来のカッターナイフの規格と同じためカッターの刃に換装することも可能だ。

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このフィールドノコギリ以外にもブッシュクラフトナイフ、フィールドナイフと3種類の製品が発売されていた。

色々と調べていると、どれも基本ベースは既製品と同じ。既製品と比べると値段が2倍から3倍と高いのが微妙だけれど・・・。本体の色と刃の色・形状を変えただけでこの価格帯は正直微妙なところ・・。正直な話、既製品の本体と替刃の組み合わせだけで再現可能なのでうかつに色々と調べると、買うのに躊躇してしまうかも。せいぜい本体カラーが落ち着いた色、刃の色が黒の組み合わせでアウトドアっぽいところが売り。

雰囲気勝負に出ているところは否めない。まぁ。ちょっとアウトドアで使うのに黄色で目立つオルファを持っていても恰好良くないんだろうけど。

個人的にはブッシュクラフトナイフの方も気になったが、アウトドアで持ち出しやすいノコギリが手元に無く、ちょうど欲しかったのでこちらを購入した次第。

まぁ、持ち出すにしても使うかどうかは微妙なところだけど。

道具箱に入れておける大きさなので、持ち出しはしやすいだろう。

試しに材木を切ってみたところ、なかなか良い切れ味。刃渡り106mmなので日曜大工のような使い方は難しいが、アウトドアで流木や枝を短くするのに丁度良い大きさだ。

個人的にはこの大きさが丁度良く、アウトドアで大木を切るわけでも無いので大工で使うような大きなノコギリは必要ない。かといって、アーミーナイフに付属している短い刃渡りのノコギリは、刃も厚く使い勝手がそんなに良くないという微妙な大きさで、このオルファ・ワークスのフィールドノコギリは刃の厚さ、刃渡り、携帯性を見たところ「丁度よさそう」な大きさだった。

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アウトドアギアは自作の革ケースに納めている。改めてほかのケースと比べると新入りが故、色白で玄人感が無いがそのうち馴染んでくるだろう。

一見シンプルすぎるデザインだが、飴色に濃くなった時の仕上がりが綺麗に見えると考えている。

使うかどうかはともかく、積極的に持ち出してみようと思う。

オリジナリティの高い、本革のケースに入れてれば『持ち出したい』にもなる。

持ち出して道具が手元にあれば使うしね。

持ち出しやすい形状、大きさというのも道具としてのステータスだ。

山行記 右田ヶ岳雪中行(12/31)

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登り納め。大晦日の明朝に右田ヶ岳登山口へ。

家の周りは雪に覆われていたものの、防府市の積雪は大したことが無かった。

雪がぱらつく右田ヶ岳を進む。

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空には雪で陰る月が右田ヶ岳の稜線を浮かび上がらせていた。

登山道は雪が落ちているもの、積雪というには大げさなほど少ない。

とはいっても足元が悪いため一番軽いコースの塚原コースを登る。

途中、久しぶりにShironamakoさんと出会う。この時間帯で下山とは。

いやはや恐れ入る。早く登っても出逢う事が無かったが、この日はタイミングが良かったのか、出逢うことが出来た。

久々の再会。年末の挨拶をかわして別れた。

雪がちらつく暗闇の登山道を進む。

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山頂へ到着。

明けの明星の輝きが薄れ、空はもうすぐ夜明けを迎える。

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湯を沸かし、コーヒータイム。

晦日の、雪の降るこの朝早くからでも山頂を訪れる人がいたのは驚きだった。

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陽が昇る瞬間は雲と雪に阻まれてしまった。

致し方なし。長居はせずに元来た道を戻る。

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丁度4合目くらいの所で陽の光が雪化粧を纏った街を照らした。

 

 

往路:塚原ルート 50分

復路:塚原ルート 50分

山頂の気温 -5℃

 

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 そろそろ雪深い山を登りたいなぁ。

 

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

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天気が良さそうなので朝日の里で撮影でもしようかと考えていたが、結局いつ頃出発するのかや機材の準備もせずに眠ってしまい、結局朝起きても現地入りには間に合わないような状況だった為、自宅のベランダで出てくる朝日を拝んで新年を迎えた。

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何の変哲もない、いつもの朝です。

雲もそんなになく、ロケーションが良ければいい夜明けに恵まれたことでしょう。

今年はこんな状況下なので、両家には帰省せず自宅でゆっくり過ごす予定。

 

今年もよろしくお願いします。

大晦日

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晦日の朝、寒波が到来して久々に自宅の周りが雪化粧に染まった。

夜明け前に僅かに雪化粧をした右田ヶ岳を登り、午前中は庭で雪遊び。

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午後からは県内唯一のスキー場へ出向いての雪遊びと、雪三昧の大晦日となった。

振り返ってみると、2020年という年は特に怒涛の一年だったように想える。

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年始に長女が誕生。4人の新生活が始まる。

その直後にコロナ禍の波が押し寄せた。

あっという間に世界中が大混乱に陥る。未だかつてこんなに世界中が混乱するような出来事はあっただろうか。

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仕事は約3か月近い休業になったが、生まれたばかりの子供のための育児休業と思えば好都合だった。

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趣味のカメラはなんとなく続けることが出来た。連続更新も100日、200日、そして1年と続き、2020年にいたってはこの記事を以って毎日更新したことになった。

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自粛の影響でアウトドアブームが巻き起こったが、小さな子供を連れてのキャンプを嫌煙してしまい、今年は一度もキャンプをすることが無かった。

その代り、庭でのバーベキューや、ちょっとしたデイキャンプのアウトドア活動を数多くすることが出来た。

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山登りは専ら右田ヶ岳ばかり、結局県外への遠征は一度も無かった。

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そうそう、庭でビバークキャンプをやったんだっけな。

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天体観測も庭ばかりだったな。天文同好会の新年会や飲み会も結局、コロナを警戒して無期延期となった。職場もそうだ。新年会やビール会なんてオワコンなんだろうな。

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そんな激変の中、いつものように季節は追えたと思う。

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毎年恒例だった、ベジタブルのコンサートは無観客のリモートライブ。

ライブ配信で、初のファイヤーパフォーマンスだ。

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音楽関係の人は大きな転換を余儀なくされた年だろう。

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各地で盛大に行われていた花火大会は軒並み中止。

苦肉の策か、代替案か・・・。

観客を集めずにゲリラ的に、そして短い花火大会が小規模に行われた。運がいい事に自宅の庭からその花火を鑑賞することが出来た。

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バイクも、長距離は乗らなくなったな。それでもコンディションを維持する程度には乗れた。新しい生活様式や三密とは無縁なバイクだけは気兼が無く、元来孤独が好きな俺にとっては相変わらずの良い相棒だ。

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夏には風鈴。

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雨上がれば虹。

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遊山黒子衆との約束はお預け。

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5年以上眠らせていた嫁さんのW650の車検を通し復活させた。

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彼岸花が夏の終わりを告げる。

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一人走り。

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時には気心の知れた人と。

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あっという間に季節は秋へ。

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天に昇った親友。

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苦難を乗り越えていく背中。

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巡り巡ってまた、雪が降り始めた。

慌てふためくニンゲンを余所に、自然のサイクルは何ら変わりなく回っている。

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また、夜が明ける。

 

今年一年、お付き合い頂きありがとうございました。

来年もまた、よろしくお願い致します。

山行記 右田ヶ岳 直登ナイトハイク (12/29)

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精神的にも肉体的にもさぼりがち。

一つ早起きして右田ヶ岳へ。直登を登り、山頂を目前にして黎明が訪れた。

寒い朝だったが、ここまで来ると少しばかり汗ばむな。

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山頂へ到着。

夜が終わる直前。

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朝日が昇ってきた。

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山頂での朝食は焼餅。

結構腹持ちが良くておすすめ。砂糖醤油で食す。

丁度焼き終わったところで燃料が切れてしまった。ありゃりゃ。

温かいコーヒーはお預け。

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朱く染まる右田ヶ岳。

丁度下山の最中に常連さんたちと出逢い年末の挨拶を交わした。

 

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往路:直登 1時間

復路:塚原ルート 45分

 

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