防府市富海のほたる祭りが開催されるとの事を、富海に住む友人から情報を貰った。
友人がちょうど地域の人達と一緒に焼きそば屋を開いているとの事で夕飯がてらに蛍を見に行くのも良いなと思って何の気なしに足を運んだのである。
富海は海を見たい時によく立ち寄る場所のひとつだ。
祭りでは市内の和太鼓グループやバンドが演奏をしていて盛り上げていて、正直海に面した漁村で、大概田舎だなぁと思っていた場所だったが思った以上に沢山の人で盛り上がっていた。
ステージのタイムテーブルを見てみると『ジャグリング』の文字。
ステージイベントでそういうパフォーマンスをする人は珍しいので、ステージをみて声をかけてみようかなとぼんやり思っていたら、会場内で『にゃん太さん』を発見した。
思わず声を掛けたら、今夜のジャグリングはにゃん太さんが単独で出演するとの事だった。
コロナ禍で島根県の出雲地方に移住して民宿を営んでいるという話を人伝で聞いていたのだが、まさかこんな所で偶然にも出逢う事になるとは!
移住してしまったので、山口県のイベントでは出会うことも無くなってしまい、残念だなあと思っていた矢先の再会だったので本当にうれしかった。
なんでもかなり昔からこのイベントには出演しているようで5年ぶりに開催される事を機に地域の人達から直接オファーを受けて、にゃん太さん自身もこのイベントはお気に入りだったこともあってわざわざ島根県から当地に出演のためやってきたのだという。
富海でほたる祭りというイベントがあるという事も初めて知ったのだが、そんな場所で偶然にも再会できるとは何か縁がありますな。
この逢っていない空白の数年間の近況をいろいろお話して、せっかくなのでということでファイヤーショーに出演させてもらう事になった。
自宅から車で15分の所なので大急ぎで戻り、突貫でファイヤーパフォーマンスのステージ準備をして参戦。久しぶりの火を使ったパフォーマンス、そして師匠的存在であるにゃん太さんとの共演で個人的に非常に熱い夜になりましたな。
遠く離れていてもこうやって巡り巡って再び出逢えるのは、炎が繋げた強い縁でもあるのだろう。
火吹きを教えてもらった人と一緒に火吹きパフォーマンスをして〆る。
本当に良い夜でした。
今も尚、狂る狂ると回っています。