蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

ランタン

既に2週間ほど前の事。
旧正月のお祝いなのか、秋吉台商店街でランタン祭りを行っていた。
なんでも台湾から寄贈されたランタンを商店街に展示しているそうだ。

この日はメインイベントとなる前日での撮影。
人通りもまばらで、カメラマンや近所の人たちが見物している程度だった。


過去の写真を紐解いてみたところ同じ場所で十年前に同じようなイベントの撮影を一度だけしていた。
そんな記憶を頼りに話を聞いてみると、合併の影響があった頃から中断されていたようで、なんでも久々にランタンの展示に至ったそうだ。
しかし、少しだけ残念なことが・・・。
商店街の端から端までびっしりとランタンが飾られているが、点灯してるのは全体の5分の1程度。
よく見てみると、電灯用の配線がほとんど敷設されていない。
商店街の人に聞いてみると、『予算が無かった』とか、『ここは国定公園に指定されていて、火事になったらいけないので明かりを点けれない』だとか、どうも要点を得ない。
要は大人の事情らしい。


十年前の印象と比べると思った以上にランタンの見栄えも人の入りも冴えない印象。



【十年前の夏に噂を聞きつけて撮影】
この頃、初めて一眼レフを手に入れて片っ端からメジャーな風景所を回っていたなぁ。
この時は結構長い期間展示していたような記憶があり、丁度人気の少ない時に撮影できたので、とても印象深い写真が我ながら撮れた。



流石にねぇ・・・。メインイベントに足を運んだわけでないので一概に言えないが。
ただでさえ気温が低く、閑散期なのに無理やり中途半端なイベントをしてもと想われ・・・。
いや、解るよ。
寒い閑散期だからこそ商魂たくましく盛り上げるイベントの代名詞。
鉄板の『クリスマス』、新進気鋭の『ハロウィン』。
最も閑散とするであろう年明けのこの時期に無理やりほじくりかえした『旧正月』。
ここら辺をうまい事やりくりしたのが、長崎のハウステンボスだろう。(一度も行ったことないが。)


そろそろ、この寒い時期のネタも出尽くした感はあるが、いったいこの次はどうなるやら。