蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

刻印

革細工をやるにあたり、十数本の刻印を持っている。


ワンポイントとして刻印を入れたり、雰囲気を出すに為に使ったり、その使い方は多種多様で、センスを問われるが、なかなか面白いアイテムの一つだ。


先日、二本の刻印を購入した。


革に試し打ちをするとこんな感じだ。
なんか、かわいいじゃん。


結構この刻印たちは、一期一会の出会いが多く、あの店にはあったのにこの店には無い、と言うことが多い。使いどころなど考えず、インスピレーションで「いい」と思ったらとりあえず買ってしまう。中には、カタログにも載ってない奴もいたりする。


今回買った刻印もそんな奴だ。お店にも残り一本だったし、他のお店でも出会うことがなかった。


大切に使おう。


今度、これを打った何かを作ってみよう。


割り切って棄ててしまう事も大切だけど、愛着を持って使うって、結構大切なことかも。


そういえば、刻印を入れている木製のペンケース。
俺が小学校5年生くらいのとき図工の時間で彫刻刀を使いクジラを彫ったものだ。
今見ても、会心の作
実家を出る時も、転勤で引っ越す時も捨てずにとっておいたんだった。


ガキの頃から持ってる奴って、このペンケースくらいと言うことに、ふと気付いた。


そんな、一人晩酌中の夜。