自宅が宮通りに面していることもあり、年度初めや初夏になると寄付を募られる。
地域を見守るように祀られたお宮でもあるし、宮通りに家を建てている手前もあるので僅かばかりであるが快く寄付をしていて、その返礼に護符を頂戴する。
そう信心深いわけではないが、頂戴したものを粗末に扱う訳にもいかないので自分の書斎の陽が昇る方向に向けて祀っている。
想うところ。
オンラインゲーム仲間がオフラインで集まって会食を開き、挙句そのまま長時間マスクもせずにゲームに興じ、コロナの集団感染を発症。ここ連日の当地のローカルニュースのネタになっており、軒並みこの集団感染を発祥とした感染者が県内で増えている状況だ。
コロナに関して昨今は敏感になり過ぎている節も否めないが、何はともあれ世の中がこんな状況にもかかわらず、わざわざオンラインで出来るものを大人数で集まってバカ騒ぎした挙句集団感染を発症したなどと、同調圧力以前にこの危機管理の無さに辟易するばかりである。
大の大人が大人数で?わざわざゲームごときで?オンラインで出来るものを?
ちょっと全員一列に並べ。3m間隔をあけて一列に並べ。ハイ、整列。
頭悪いのかよと。マジでお前の息の根オフラインにしてやろうかと。
どうせ最近発売されたモンハンだろ?マジで狩るぞと。お前を狩るぞと。
ついでに、政府の責任とか言ってる奴。おまえ頭空っぽだろ。
あのさ。お前さ。巡り巡って俺への射程圏内じゃないか。
俺の部下の兄弟の仕事の同僚が件の感染者。
兄弟が濃厚接触者になってしまった俺の部下は大事をとって状況が明確になるまで仕事は自主的に出社停止中。つい昨日まで一緒に仕事をしていた職場の仲間は『おいおい、参ったぜ。』状態。
いや、100歩譲ってそれなりに予防をしていたのに、『何処からともなく風邪を拗らせた』なら止む無しと想えるわけだけど。
辿った源流がそんなお粗末な状態だと目も当てられないし気に喰わない。
デカいクソの上を歩いている気分だ。
もう少し思慮深くあればこうはならなかったろうに。
この頂いた護符を持ち、家内安全・無病息災を願うとともに、この阿呆どもが這いつくばって頭を垂れ平伏し、血の泡を吐きながら窒息しろと呪ってやった。