自衛隊において、陸自、空自、海自それぞれのイベントに出向いた経験がある。
共通して言えるのが、とにかく綺麗。
戦闘機、護衛艦のデッキ、高射砲の隅々まで綺麗。
有事で必ず使えるようにしておくという点で考えると、整然と備えられた姿はとても合理にかなっている美しさだと感じる。
我が国の方針がいくら専守防衛とはいえ、最前線である彼らは生死と隣り合わせの世界であろう。
『戦いで使う』というと、泥だらけの傷だらけのイメージだが、それは有事の出来事を脚色した戦争映画の影響だろうと思う。
ハッチが解放されたT-7のエンジンルーム。
その姿に思わずレンズを向けた。
自分の車やバイクのそれと比べると恥ずかしいほどの差であった。
『国を守る仕事』の真理を垣間見たように想う。