蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

紙漉き

トークバムのタケさんより、『紙を漉(す)くので遊びに来られたし』との連絡。
・・・新しいなぁ。
年初めは『餅をつく』、そして今回は『紙を漉く』と来たか。


何も予定のない休日。
家に居てもなんだか気が滅入る感じだったので、会場となる萩市へ足を運んだ。

竹紙工房さん。
珍しくも竹を材料に、重曹と水に竹を半年漬け込み蒸し煮して打解し繊維を取り出して紙を作るそうだ。

実際の和紙がどのようにして作られているかまでは詳しく知らないが、なんでも特殊な糊など一切使用せず、竹の繊維だけで紙を作れるのだそうだ。

人生初の紙漉き体験。もちろん漉く前の繊維をバラバラにするところも体験させてもらった。
どちらかというと、繊維をつくる段取りの方が非常に大変そうだ。


漉いたら天日干しに。

もっと日差しが強かったら乾燥して、その日のうちに完成するのだが今回はここまで。
普段、ほぼ使い捨てにしている紙だが、こうして手作りしてみるとなかなか大変な工程だぞ。


代表の方は、萩市商工会議所の『竹のブランド化』と竹林整備の一環として何かできないかとこの竹紙づくりを始めたそうだ。自身も高齢になり継承してくれる人がいないかといろいろなところに声をかけて、今回のワークショップを行ったそうだ。
今年一年の計画では各シーズンで伐採から漬け込みなどいろいろと予定されているみたい。
タイミングを合わせて遊びに行ってみよう。