夜明けを目指し一人山道を進む。 風は無く気温は低い。 吐く息がヘッドライトで照らされて白く霞む。 夜明けまであと少し。 西の空には満月が沈もうとし、東の空は明るんできた。 山頂で湯を沸かし、陽が昇る瞬間を待ちわびる。 と、前方の岩陰から山友のS君…
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