街を見下ろす山に登る。 岩壁に立ち、時折吹く秋風を浴びる。 まだ半分も来ていない。 恐ろしく減衰してしまった体力でここまで来た。 息が荒い。 ゆっくりと息を整える。 なんとなく予想はしていたが、振り向いた時に見える山頂までの距離をみると少しだけ…
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