蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

椿峠RUN

周南市と防府市を結ぶ国道2号線。

大昔の山陽道で4車線化が終わるまで椿峠はボトルネックになって交通の難所になっていた。勾配も国道にしては急なうえ一車線。

大動脈の国道にもかかわらず狭い道で地形の関係もあってか迂回ルートも無く、高速道路が通行止めになったら必ずと言っていいほど大渋滞を発生させていた。

事故や渋滞が多く発生することから地元自治体からは長い事4車線化が希望されていたようだった。

通勤で毎朝この峠を越えていて、年に数回は事故や交通トラブルで渋滞に巻き込まれていた。

ikazuti-d.hatenablog.com

今年の3月に4車線化が完了して以降その流れはスムーズで、今のところ大きな事故や渋滞も無くとても快適な通勤になっている。

4車線化に伴い立派な歩道が出来ていて徒歩や自転車で安全に走行できるようになっており、恐らく旧山陽道の跡地か山の茂みの奥に埋もれていた国境の碑も掘り起こされ設置されていた。

午後からPTAの会議があったので休みを取っていたのだが、午前中も天気も悪く午後から雨も降りそうな予報だったので山登りは止めて、ランニングで椿峠を越えて富海まで走ってみることにした。

いつもの国道2号線沿いの10kmランニングルートで折り返さずそのまま直進。

普段は車で何の苦労も無く越えていた峠も、走って登るとなると随分坂がきつい事に気がつく。

富海の海岸まで距離としては20kmになるのでペースはいつもよりも遅め。

心拍が上がり過ぎないようにゆっくりめを維持する。

山の斜面を随分と削り取って拡幅したので下りは展望がよく富海湾が目の前に見える。

歩道も出来たてという事もあってかなり綺麗で走りやすい。

歩道を使う人はほとんどいないだろうから、夏場になると草や蔦が出てきてぐちゃぐちゃになるかもしれないな。

そのまま富海海岸まで走って一休み。

念のため飲み物と補給をもって行くため久しぶりに持ち出したRUSH HIP。

真新しい地下道を抜けて本来た道を走って行く。

椿峠の登り車線側、ピークには国境の碑。

拡張工事中の道路わきに転がされていたのを見たことがあって、何だこりゃと思っていたのだが、道路工事が進むにつれて最終的に綺麗にして設置されていた。

台座を新設して目立つところに置き直したのはなかなかセンスのいい道路設計だと感心したわ。

椿峠の頂点から西側は『佐波』東側は『都農』となっている。

当時の古い地名だな。

裏には嘉永~と書かれているので西暦1848年。六という文字が年を表しているならば、ペリー来航の時期だ。

今住んでいる場所は都農と呼ばれていたのだな。

その名残だろうか周南市の須々万という山奥に都農という地名がある。

近所にある若山城の陶氏は都農を治めていたという事を文献で見たので、この時代はここから東は都農という地名だったのだろう。

 

そんなこんな休憩したり気になった場所の写真を撮りながら走った初の椿峠。

4車線化前だったら歩道が無かったので走ろうとは思わなかった場所が今となっては随分と綺麗で快適だった。

車社会の山口県では、なかなか歩いてこの道を辿るという事はしないのだろうけどね。

ゆっくりとしたスピードで通らないと見れないものもあるので面白い。

走行距離:20.55km

走行時間:2:34’00”

平均ペース:7’29”/km

消費カロリー:1272kcal

平均心拍数:134bpm

総上昇量:182m

休憩も含めて意識的に心拍が上がらないようにゆっくり目のペースを維持すれば椿峠の坂も走り抜けることが出来たな。椿峠のピークから海岸線まで走って往復したのでランニングにしては結構な登りだったわ。

体力度を確認したり高めたりするには長距離を走るのは効果があるようなのだけれど、出来るなら海岸線とか平坦な道が良いなぁ。