
【PAAGO WORKS RUSH HIP】
登山用のウエストポーチを購入したと時期を同じく追加購入したアイテム。
トレイルランニング用のアイテムで、昨年から使っているRUSH 11Rと同じ系統のアイテムだ。

ランニング用にスマホや鍵などを入れる極小ポーチを持っているのだが、容量的に少々足りないという不満があって色々と調べていると、最近お気に入りのメーカーのパーゴワークスよりウエストポーチがRUSH11Rと同じ設計思想で開発されたものが販売されていることを知り、購入に至った。
最近は長い距離で10kmを走るのだが、汗をかいて脱水症状になってしまう前に水分補給を考えると端から水筒なりを持って走った方が良いので、せめて水分も持って行けるようなサイズ感の物を考えていた。
速力が上がったり、体力的に余裕なら10kmも何の補給なしで走れるんだろうけどね。

ポーチを前後にして各々0.5Lほどの容量。中に入れる物は前側のポケットにスマホ・補給食・鍵類。状況に応じては小銭入れくらいだろうか。後ろのポケットには0.5Lのソフトフラスク一本。ランニングには持て余す荷物を収納することが出来る。
装着は変わりどころで片方はバックルで固定、もう片方はショックコード(ゴムひも)で装着感を調整できるというちょっと他にはない装着方法。
軽量化や使い勝手を色々と考えて開発した結果、ジッパーやベルクロは排除され、こちらもウエストの調整と同じくショックコードのテンションだけで中身をしまうスタイル。走っていると揺れて落ちるんじゃないかと心配になったのだが、先日の10kmと20kmのランニングでは体にきちんとフィットしていることもあってか全くと言っていいほど揺れを感じず、中身が飛び出してしまうという事が無かった。
RUSH 11Rとセットに装着してもバック同士が干渉しないので同時に装備して手持ちの備品を増やすという事も可能だろう。
まぁ、今のところの軽装登山にしてもRUSH 11Rかタロン6だけでも十分なんだけどね。
登山もちょっと行って戻るだけの行程ならRUSH HIPだけでもいいかもしれない。
が、非常事態も想定するとあくまでも登山では11Rのサポート用ってところかな。

収納してみるとこんな感じ。
意外とピッタリと入り、ストレッチメッシュ素材が持つ伸縮性の良さも相まって、すべてが密着して収納できるため、容量の空白や余白が少なく走っていても揺れを感じにくい作りになっている。
各所にベルトループが沢山ある為、付属したゴムひもを利用すれば、ストックや防寒着などを外付けすることも可能なようだ。
ランニングで使用しているポーチもそれなりに有能で、LEDライトや反射材がついていたり、特にランニング用に特化していてとても使い勝手は良い。
ちょっと水分を持ってランニングしたい時はこちらを活用することになるかな。

結構こだわって作られていて、他のウエストポーチには無い作りをしていて面白い。
なによりも使ってみた感じだとRUSH 11Rと同様、あちこちの造りに良く考えられているなぁと思わせる箇所が随所にあるので、最近お気に入りのメーカーだ。
登山をするタイミングが無くて、未だにタロン6は実戦で使っていないけれど、RUSH HIPも併せて大切に使って行こうと思う。