新築地緑地の梅の花が見ごろを迎えていた。
記念樹として植えられていて、年々増えてきていることもあってか花が咲くとその鮮やかさが目立つようになってきた。
樹自体が大きくなるころにはもっと見ごたえのある梅林になりそうだ。
防府天満宮の梅も見に行ったがもう少し後といったところ。
通勤経路にあるから夜勤の帰宅時に立ち寄ることが多いので今年ももれなく撮影したいところだ。
日々の雑感。
総会資料を回覧し、議決に関する委任状が少し手元に帰ってきた。
案の定、自治会長に委任するという文言ばかりだ。
質問事項等の欄には空白ばかりだが、一つだけ『高齢化に伴う自治会長の在り方を検討してほしい』とあった。確かに切実な問題だろうし、何処の自治会も似たような問題を抱えているんだろうなと容易に推測が出来る。
俺自身はパソコンもプリンターも持っているし、仕事柄資料作成などはお手のもだったりするので大したことでもないのだが、パソコンはおろかスマホもろくに触れない高齢者は一体どうしているのだろうか。
以前、役所ごとや自治会関連について詳しい周天会長に、年寄り連中は案内や会計報告などの資料作成はいったいどうしているのかを聞いてみたことがあったのだが、『まぁ、子供とか誰かに任せてええ様にやっているらしい』という話を聞いた。
この文言を書いた人は地域の重鎮の一人で、高齢にも拘らずいろいろな事に詳しくパソコンやプリンターを上手にこなしているような方だった。
どうも、雰囲気的にこの人頼みにしているところがあるようで、パソコンを使えない高齢者はこの重鎮のおやっさんに助けを乞うているみたいだ。
まぁ。遠まわしに助けてくれよというところなのかな。
ついつい便利なのでパソコンに頼るのだが、アナログ回帰も必要なのだろうか。
個人的にはやっぱり将来の事、高齢化を考えると自治会そのものの業務や支出を無くしたり減らしたり、やり方を替えておかないといけないと思って、出来そうな事は今回でやっておく感じに進めている。下手したらこちらに負担が掛かりそうだし。
自治会の会則には無い負担が特定の人に降りかかっているのは、長い目で見ても良くない気がしてならない。
すでに遅きに失した感が否めないが、高齢化に伴う『自治会長』の在り方以前に、『自治会』の在り方を見直す必要がありそうだ。このまま進めばあまり自治会活動などに興味が無い、働き盛り世帯に負担が集中しそう。