レッドウイング・エンジニアブーツ2268を購入した。
以前からレッドウイングのファンだし、ブーツが一足欲しいこともあって色々とみていた。
編上げのブーツにするかエンジニアブーツにするかで悩んでいたが、『エントリー(脱いだり履いたり)のしやすさも評価点』という先輩の教えから熟慮した結果、エンジニアブーツに辿り着いた。
冬用に購入したブーツがその使い勝手の良さを物語っていたし、気軽に使えることもあって、靴ひもの無い今回のエンジニアブーツに辿り着いた。
一応普段使いから、バイクも含めての使用を考えている。
レッドウイングは価格相応以上に頑丈な造りをしているし、ソールの張替も効く工法で仕立てられていることもあって、とにかく永く使えるメーカーだと思っている。
エンジニアブーツはその名の通り、技術者が履くために考案されたブーツ。
所謂『安全靴』なのである。だからソールは床面のオイルで滑りにくいような素材で作られているし、『スティール・トゥ』と呼ばれるように、つま先に鉄心が入っている。
昨今のスニーカーのような軽さは皆無でとにかく武骨で重い。
履いてみた感覚で言うとつま先や踵はジャストサイズなのだが幅と高さがかなりきつめ。
アメリカで西洋人の骨格に合わせて作っていることもあってか、恐らく日本人が着用するとかなり違和感を感じるつくりをしている。
日本人の足の特徴は一般的に甲高で幅広、土踏まずのアーチは高い。
履いてみると甲の部分がぎちぎちだ。
漏れなくその足の特徴を持っているので、症状は当たり前ではある。
脱いだり履いたりはそこそこしやすいものの、歩いてると押さえられた甲が結構痛い。
調べてみると似たような症状で悩まされている人が多かった。
レッドウイング自体、履き込んで自分の足に慣らしていくことが前提のようだし、何よりも革靴は革製品と同じく長年手入れをしながら使い込んで初めて完成と想っている。
履き込む事で足に馴染み、世界に一つの自分の足に馴染んだ靴が完成するのだ。
それは以前履いて退役させていたブーツで実感しているし、これから履き込んで慣らしていこうと想う。
革は分厚いので少々履いたところですぐになじむとは思えないなぁ。
10年ほど前に購入したブーツも慣らし履きせずに長時間履いたら、足をボロボロにされたっけな。それでも履いているうちに革が馴染んでいい感じに足に馴染んだんだよなぁ。
はてさてこのブーツを履き慣らして、経年変化で玄人感満載の仕上がりにしてみよう。
50代で履き込まれた渋いブーツをしっかりエイジングされたジーンズと共に履いている姿は絶対かっこよく見えると想うんだっ。
一応バイクで使う時はシフトペダルが当たる部分に傷を付けたくないので、保護用のシフトパッドを装着して使うようにした。
そのうちこんなパッドを使わずに履くようになりそうなんだけど、今はピカピカなので。
しかし、ちょっと近所のコンビニに履いて出かけただけで足が痛いや。
店先であれだけ履き比べて、甲高を解消するほどサイズを大きくしたらつま先も踵もガバガバ。そんなガバガバの靴なんてバイクでは履けやしないし、革で馴染んだ時に丁度良くなるはずなので、つま先と踵のあたりがジャストサイズの物を選択した。
これからしっかり履き込んで自分だけの一足にするぞ~。