『スカルパ・シャルモプロGTX』
振り返ってみると2016年に購入して使い始めていて、かれこれ5年になるのか。
最近、グリップが落ちてきた感じがしてぼちぼちソールの張替かなと思い始めていたのが昨年の夏の終わりくらいだった。
それから冬山に登る可能性もあったので、修理には出さず今に至っていたのだが、やっぱり違和感を覚えるほどグリップが無くなっていることに不安があったので、靴を買ったハックルベリーに出向き、お店を経由してソールの張替をお願いすることにした。
まぁ、完全にパターンが無くなっているから張替かな。
つま先部分を覆うゴム部分も痛みがあったので合わせて交換してもらう事にした。
概算で2万円ほどかかるらしい。
3万9千円出せば、同じメーカーの同等品でニューモデルが買える。
一瞬、躊躇ってしまった。
「まーよー履いちゃったね。こんだけ履き込んだら、靴も喜んどるじゃろ。」
ハックルベリーの奥さんがボロボロになった靴底を覗きこんで大喜びしていた。
購入以来ほとんどの山行を共にしたこの靴は相当歩いても足に豆が出来て変なことにならないし、良く足に馴染んでいる。
『ソールパターンが摩耗してる』という以外は全く悪いところは無く、実際今年の雪山でも防水性やら保温性に、何よりも履き心地に何ら問題が無い状態だった。
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店長も、
「履きなれているんなら張り替えればいい。張り替えたらものの見事に新品になる。それにエコだしね。」
の助言。
だよねぇ。
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今履いている革靴もそうだしね。
とりあえず修理で!!
中敷きと紐だけを回収して修理行となった。
修理業者も忙しいようで、修理完了は1か月後となるらしい。
夏の時期は軽量のローカットの登山靴で山を登ってるので、気持ち早めの足元の衣替えだ。
バッキバキの新品ソールになって帰ってくるのを楽しみに待とう。
コロナ禍の自粛でアルプスとかへ行く人が減り、山道具屋の商売もあがったりだとぼやいた店長が、店先に飾ってあるニューモデルの靴を薦めずにソールの張替を推してきたことに色んな意味で良心的だなと思う。
何百万もする車でも残価設定して価値があるうちに新しい車に乗り換えようなんてアコギな商売をするわ、大切に永く使っても税金を多く徴収されるわ。
思えば碌なもんじゃないな。