ニコンからのメール通知が来て、今主力で使っているカメラZ50のファームウェアのアップデートが配布されたという事で早速アップデートした。
数年前はアップデートというと軽微な不具合を回収すためのシステムデータの修正ばかりだったニコンなのだが、ここ最近は新モデルについた機能なのか、ユーザーからの要望なのか、『機能の追加』が多い。
ユーザーからしてみると自分のカメラに新たに機能が追加されるので非常に喜ばしい事ではある。
ニコンは頑なに新製品に付加された新機能を現行製品や旧製品へフィードバックしないメーカーだったのだが、ここ数年はバグやエラーの修正だけでなく新機能を付加させるアップデートが続いている。
今回は、「電源をOFFして再度電源をONしたときに、電源OFF前のフォーカス位置を保持する」という機能が追加。
電池消費を抑える為こまめに電源入り切りをするので電源投入してからのオートフォーカスの駆動ロスを少なくすることが出来素早く写真撮影が出来ると思ったので早速ファームウェアのアップデート後、この機能を有効にした。
もっと上位モデルだと、顔認識のフォーカスポイントの速度を上げたりと地味ながらパワーアップが図られている。
メーカーとすれば新機能を搭載した新製品をバンバン買ってくれればいい話なのだろうが、なかなかそうはいくまい。
スマホにカメラ市場を荒らされてカメラ業界は大打撃らしい。
長年愛用するニコンの経営も芳しく無いようだ。
応援で買ってやろうと思う商品が無いが、日本を代表する老舗ブランドであるので頑張ってもらいたいところだ。