普段は量販店で売っているようなジーンズしか購入していなかった。
そこそこ安いし、ボロボロになってもすぐに変えれるから。
デニムという生地が好きで、使い込むうちに色落ちしていい感じに経年変化するのが好きだったので基本的に何の細工も色落ちもしていないジーンズを好んで買った。
普段から履くズボンはいつもジーンズだ。
2年ほど前に偶然入ったセレクトショップに置いてあったジーンズ。
一般的にはマイナーな、でも本当のデニム好きは知っているような国産のメーカーが多数ある事をこの時知った。
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時折、ローカルニュースで岡山県の倉敷市はデニムで有名な場所で、町おこししていたりする情報が流れていたのを思い出した。
山本モータースのO田さんがジーンズ好きでそこらへんにかなり詳しく、今愛用している『鬼デニム』を当然の様に知っていた。
そんなO田さんが着ている『桃太郎ジーンズ』がとても格好良かったし、使い勝手が良さそうだったので、県内で販売している店を教えてもらい、店舗を訪れたのは先日の話。
ちょうど、店舗では『桃太郎ジーンズ』のイベントをやっており全種類・全サイズが取り揃えていたのはタイミングが良かった。
購入したのは『ジャンプスーツ』。いわゆる上下が一体になっている『ツナギ』だ。
一般的な使いどころはブルーワーカーご用達の仕事着といったところか。高校時代の部活ではユニフォームだった。
このジャンプスーツは、O田さんのようにアウトドアやバイクで使っていく予定。
仮に、O田さんと遊ぶときにお互いジャンプスーツを着ていたら、『オッサン二人がペアルックかよ。』と思われる前に、山本モータースの社員に擬態して『なんだ、バイク屋のユニフォームかよ。』と思わせる所存である。
今は格好いいエイジングをめざし、アタリやしわを付けるのに部屋着にしている。
それなりにエイジングさせたいならとにかくは着込むしかないからだ。
世界で最も染めが濃いと言われているようだ。この色が今後どのように変化していくのかが楽しみだ。
それと一つ。
同じメーカーのジーンズを一本。
ジャンプスーツと同じく、二本の白いラインが入っているのがこのメーカーの個性で、ジーンズにはヒップポケットにそのラインが入っているのだが、購入に踏み切ったジーンズは、太ももにその二本のラインが大きく入っているビックペイントという傾奇者。
店長曰く、デザイン的に珍しい分類の商品なんだって。
同じようなシルエットのジーンズは所有しているので、見た目に雰囲気が違うジーンズが面白いもんね。
岡山県倉敷市にある児島という地域がこのデニムで有名な土地で、市内には『児島ジーンズストリート』や『倉敷ジーンズストリート』とかがあるらしい。
訪れてみたいなぁ~。
何処となく日本的な雰囲気が随所にあって、量販店で売られているジーンズには無い面白さがある。生地の色も特濃で本当に色落ちなんてするのかという雰囲気だ。
シルエットはワイドストレート。スキニ―やらストレッチやら流行に左右されないブランドの信念が見て取れる。
世界で最も濃いと言われる色がどのように変化するのか楽しみだ。
ガシガシ使って経年変化を愉しもうと思う。