【デクロス01 MAシャーシ】
結局買ってしまったもう一台。これは父ちゃん用マシン。
子供が一緒に走らせたいんだってさ。個人的に気になるマシンもあったしね。
子供としては、コースに一台で走るよりも同じレベルの人と複数台で走らせるほうが楽しかったようだ。
こちらのマシンはあまり改造せずに、子供のマシンをアップグレードしていく中で出てくる余剰部品でこちらは固めていく予定。うん。予定。
ファーストトライキットという標準的なグレードアップパーツのセットをこちらのシャーシ用に買うと子供のマシンに付けている部品と全く同じため、イマイチ変わり映えしないだろうし現段階で必要のない部品も入ってくるので、初回の走行に関してはごちゃごちゃと大きな改造はせずに基本ベースはノーマルのままから開始していくつもり。と言いつつも見た目はノーマルでも、すでに目に見えない駆動系にグレードアップパーツを組み込んでいて、高速ギアを搭載し、車軸や駆動ギアに必要なベアリングをすでにセットアップしている。
インターネットで仕入れた知識も組み込んでいて、駆動系のロスを出来るだけ少なくするようなカスタムも施している。
そのおかげもあってか手で回した時のタイヤの回転は非常にスムーズだ。
モーターはキット付属のノーマルモーターのまま。
はじめはどんなもんなのかノーマルモーターで色々と様子を伺う予定だ。
ボディはステッカーは貼らずに素のまま。コクピット部分は子供のマシンのボディに塗装したときの塗料の余りを利用して塗ってみた。
これだけでも見た目が引き締まって見えるね。
速度域の高いマシンを同時に走らせたりしてコースアウトしたり、同時に2台のマシンの調整をしたりするとあれこれ大変そうなのもあって、こちらは子供のマシンの競争相手くらいの感覚でゴリゴリの改造は子供のマシンがある程度完成してからだ。
シャーシはMAシャーシというシャーシを採用した。20年前には無かったもので、モーターがシャーシの中心に配置されている。個人的に子供の頃には無かったシステムが気になって仕方が無かった。
モーターも片軸ではなく両軸タイプ。駆動するギアの枚数が少ない事と、重量が中央に集中していることから重心が良く、比較的ノーマルでも早くて安定していると言われているシャーシだ。改造もしやすいという事だが、取扱しやすいのは子供の持つARシャーシの方かな。
洗浄して再給油したベアリング。各駆動ギアのロスを少なくしたセッティングでどんな走りを見せるのかはこの週末に試す予定。
【ビートマグナム ARシャーシ】
単純に付け足すだけのカスタマイズはほぼないくらいまで来た子供のマシン。
ボディカラーは子供が選んだのでこの色だったりする。
ホイールも当初の明るい緑からトーンを落としたゴールド。こちらも子供のチョイス。
子供曰く『どう見ても悪もんやん』という事。思わぬところで子供が闇落ちした。
個人的にはド派手な色が好きなのだが、そういえば子供の頃に使っていたマシンはガンメタだったわ。
基本的にミニ四駆は電池のエネルギーとモーターの駆動力でその性能が決まってしまう。一度スイッチをオンにして走り出すと人の介入は出来ない。
純粋にマシンセッティングが物を言う世界である。
電池に蓄えられたの電気エネルギーをモーターで回転運動に替える。
その回転運動をいかに効率よく、ロスなく速度エネルギーとして使うかが肝で、コーナー時にコースの壁と接触するローラーのロスやジャンプセクションでジャンプして着地した後のロス、駆動系に内在するロスなどをいかに引き算していくかが難しくて面白いところだ。