久々に庭先で天体観測。
今まで赤道儀の電源は自宅なら屋外に設置したコンセントから、出先であれば車のDC12Vから供給をしていたが、年始に導入したポータブル電源を使用するようにした。アウトドアでも使えるし災害時に簡易的ながら非常用電源として使えるので購入した次第だ。
これでケーブルを引きまわしたり、車のエンジンをかけっぱなしにしたりする必要が無くなったのでシステムの取り回しは幾分良くなったように思える。
天体観測なんかだと真っ暗闇の中で足元にケーブルが煩雑にあると厄介だし、エンジンの排気ガスの近くで落ち着いて観測も出来なかった。
AC100VのポートとDC12Vのポートは同時使用が出来なかった。
USBとの同時使用が出来るので、AC100VはACアダプターを経由して赤道儀の電源、二つあるUSB充電ポートはレンズヒーターとスマホへの給電に使った。
赤道儀を動かすのだったならDC12Vから供給したほうが効率がいいのかな?
夜が更けて深夜まで動かしたが、残量70%を下回ることが無かったので余裕で一晩は持ちそうだ。
個人的にはもう一回り容量の大きい奴が良かったんだけど、もち運びの良さや予算、置き場などを加味してこれくらいの物にしておいた。
出来栄えはこれから確認。
使い方はイマイチまだ慣れていない。
装備は一級品のシステムだが、腕前がまだついてきていない。
自宅で極軸を合わせることが出来たのであとは星や星雲の導入を効率よく出来るかが課題だ。
非常用品の雑感。
俺は近いうちに大地震なりの酷い災害に見舞われると確信している。
根拠は無い。
が、常日頃から準備はしている。アウトドア生活で定期的に道具を使い、家から投げ出されても、ある程度道具があれば凌げるようにしている。
今回導入したポータブル電源もその一つだ。
買って終わり。という訳にはいかない。
長らく放置していれば、自己放電作用で容量が抜けてくるはずだ。
いざ使わなければならない局面で容量ゼロなんて笑い話にもならない。
定期的に使って充電し、コンディションを保っていてこその備蓄だ。
これは非常用の食料でも燃料でも言えることだ。
買って終わり、貯めて終わりで満足しないことが肝要だと思う。