春の初めにリバーサルフィルムを初めてフィルムカメラに装填した。
今までリバーサルフィルムを使わなかったのは単純に値段が高いから。
フィルムカメラに慣れていないという事もあって、撮る写真がイマイチで高いコストをかけるのに躊躇した。
最近はなんとなく露出計を目安にした感覚でそれなりに撮れてきていた事と、たまには違う事をしてみてマンネリ化を解消したいこともあって、まだ手を出していないリバーサルフィルムを装填した。
現像には10日ほどかかった。
普段、ネガフィルムか白黒かしか使わないので現像したフィルムは反転していて何が写っているか分からないのだが、リバーサルフィルムの現像結果は彩り豊かだったので感動してしまった。
年配のカメラマンが、「とにかく色濃く鮮やかな写真を撮る」という事を強く強調する人が多いのはこういう高価なフィルムを使ってみると理解できる。
それでもデータ化して拡大してみると何処かフワッとしている印象を受けるのは腕前のせいなのかカメラのせいなのか、それともカリカリに写るデジタルカメラを使用して見慣れているせいなのかはいまだ解明できていない。
そのうち個々でブログに登場させようと思う。