蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 塔の岡Aコース→塚原コース

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久々に塔の岡コースへ。

装備は軽量にして岩場のバリエーションルートAコースを目指す。

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塔の岡はなぜか複雑に積み上げられたケルンが多い。

面白半分で俺もこの上に石を置いて積み上げてやったが、なかなかバランスを崩さないように積み上げるのは難しい。

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このルートへの入り口は明確ではないが、俺は何度も足を運んでいるので場所がわかる。

ここを開拓したおじいさんに整備しているから遊びに来いと誘われていた。

人の往来はほとんどないので、踏み跡はなく、木の並びと森の雰囲気でだけで岩の取りつき分まで進む。

開拓者からするとあまり立ち入ってもらいたくないところでもあるので目印を設置していないそうだ。f:id:ikazuti-d:20190117111703j:plain

このバリエーションルートには所々ロープ(実際にはロープ代わりの電線・ナイロン製の高張力ロープよりVVF電線の方が耐候性は高いのかもしれない。)が張り巡らされている。

とてもじゃないが、このロープがないと登るのが心もとない。

が、このロープの支点がどのように確保されているのかもわからないので全体重を預けるわけにはいかない。

足元を確認し、三点確保で進む。

ロープにつかまった腕で登るのではなく、足で登るように心がける。

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以前、このルートで開拓者と出逢い、一目を置かれるようになった。

相変わらずあの開拓者のおじいさんは毎日このルートを登っているそうな。f:id:ikazuti-d:20190117111953j:plain

この岩場から望む風景は絶景で、低山とは思えない高度感を楽しむことができる。

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常連さんがパーティーをやる時間は過ぎていたので山頂は閑散としていた。

北からの風が冷たい。

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持ってきていたお湯でコーヒータイム。

風が冷たく体が冷えて来たので、すぐに山頂を後にする。

 

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たまには軽装で山を登るのも悪くない。

あれやこれやとついつい荷物を詰め込みがちだが、身近な低山であれば飲み物とおやつがあれば十分だ。

どちらにしても今の体力だと重装備で狭い岩場を行くことは無理な点もある。

レーニングとすれば少し重いくらいの荷物を背負ってはいきたいところだが、気晴らしで体を動かすのであればこれくらいが丁度良いな。

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下山はいつもの塚原コース。

今度は片山から塔の岡へと尾根をぐるりと進むルートを行ってみようか。

 

 

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往路:塔の岡Aコース 1時間10分

復路:塚原コース 45分