蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 第二次周南アルプス探訪 茶臼山


第二回目となる周南アルプス探訪。
前回は2015年12月28日に北側から虎ヶ岳へ向かうルートで探訪したが、今回は南側から入り、とりあえず行けるところまでとした。
足しげく通うつもりだったが2年半もほったらかしだったな。
国道188号線にある大谷パーキングに駐車し、歩道橋を渡って登山開始。

基本的に樹林帯になるので、日陰もあって大分ましだろうと思っていたのだが、入山が遅かったこともあり気温がぐんぐん上がり、一瞬で汗だくになった。
急な登坂は無いものの、地味に暑い。暑すぎる。

夏でも日陰があって涼しいという話を聞いていたが、猛暑日の低山はかなりこたえる。

展望台もあり、眼下には下松の工場地帯を望むことが出来た。

そして第一ピークとなる茶臼山山頂へ登頂。
山頂は展望も良く、ベンチも沢山置かれて綺麗に整備されていた。


南アルプスの全容。一番高い部分が虎ヶ岳になるのかな?
双眼鏡で山容を確認するとピークと思しき地点に旗が掲げられている。
見える限り3つほど。
当初の予定では烏帽子岳、虎ヶ岳を目指すつもりだったが、烏帽子岳までの距離は5キロちょっと。
そこからさらに20分ほどで虎ヶ岳になるのだが、行って戻ることを考えると時間的に厳しいのは明らかだったので、時間を見ながらキリの良いピークで撤退する計画に変更した。

ひたすら樹林帯を歩くのだが、コルに入れば大量の羽虫にまとわりつかれ、人の往来が少ないこともあってか蜘蛛の巣だらけ。
もういや。

無名のピークに到達。
しかし暑い。標高が低いのでちっとも涼しくない。
樹林帯で日陰が多く、まだまともかなと思ったが、そうはいかなかった。
とにかく暑い。
汗が噴き出て止まらない。塩飴や多めに持ってきていた水で何とかしのいだが、今までで見たことが無い様な量の汗が体中から噴き出てきた。
めまいや倦怠感は無いものの、兎に角この汗のかきかたは熱中症の初期症状と想われるので、キリの良いピークですぐさま撤退。
ズボンの裾まで汗で濡れ、シャツを絞れるほど汗をかいたのは初めてだ。

今回は弥迫平というピークまでとした。
探訪なので無理をする必要もない。というかこの手の低山は盛夏に来たらダメだわ。

第一次探訪の時の様に、冬の寒い時期が丁度いい。
ちょっと反省。
右田ヶ岳は結構余裕なんだけどなぁ・・・。


往路:東豊井コース 茶臼山まで1時間 弥迫平ピークまで35分
復路:上記ルートをピストン 1時間30分

この周南アルプスを縦走しようとしたらかなりの距離があるな。
とにかくルートが多数あるため色々なところからエントリーできるのが便利な所。
ピークハントであれば山頂から一番近い登山口から入山するのがベター
山域のほとんどが樹林帯とはいえ盛夏の縦走はお勧めできない。