蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 飯ヶ岳 滑松ルート


O田さんとの林道ツーリング。昼休憩の場所にしたのは飯ヶ岳登山口の駐車場だった。
国有林という事で立派な看板もあり、登山道も整備されていそうだったので、この時点で次はこの山に登ってみようと画策していた。
早速休みなので、今回は車でオフロードを走り抜けて登山道まで到着した。
林道ツーリングで通った道以外にも、徳地側から舗装路を使って抜けれる道があったのは幸いだった。
流石にあの廃道は車で通る気がしない。


滑(なめら)マツの看板。前回来たときこんな看板あったけかな?


山の木々の緑は深く、国有林ともあってか何処と無く密度が濃い感じがする。


皇居造営や錦帯橋の架け替え工事でここから木を伐採して使ったそうな。
材木としては一級品のようで、この場所で後継の木を育てている。
樹齢200年の木はとても太く、高かった。

隣の尾根ではそんな滑松が育成されている様子。
育成といってもその単位は100年を超えるのだろう。
子々孫々大切にしていかなければならない森なんだな。





川のせせらぎ、聞いたことのない鳥や獣の声、風で森がざわめく音。

久々に現れた眺望。莇ヶ岳あたりかな?
急登を登り詰めると山頂だ。
東側の展望が開けている。

山口のマッターホルン、十種ヶ峰も遠く見えた。

山頂で小休止を済ませ、尾根を伝って下る。


道中展望はほとんどないが、深く高い緑に覆われた山道は森林浴にうってつけだろう。
タイミング的には初夏の新緑の時期に当たるので、この日の山行はベストな日どりだったようだ。


巨木を見るとやはり何かを感ずることがある。
樹齢200年とされるこの滑松は迫力があった。

往路:滑松コース谷 1時間15分
復路:滑松コース尾根 55分

国有林に開かれた登山道という事もあり、ブナ、松などの木々に覆われている。
山道は深い谷や沢を歩くルート、斜面をトラバースする狭い道があったりと慎重を要す場所が多いように思える。
入山したタイミングでは登山道を覆い隠すような笹が刈られていた形跡があったためルートは明確で、要所にピンクテープや標識があるので道間違いの問題は無い。
おそらく管理する林業業者が定期的に整備に入っているようだ。
林業用作業ルートと思しき道が数か所あったが、何処もロープで立ち入り禁止にされていたので、無用な立ち入りは控えた方が良いだろう。




車でダートコース。SUVなのでとりあえずは難なく走れる。
四駆ではない為、いささかグリップ感が無いのが不安。
急な斜面でもぬかるんでいる訳でもないので走行には支障はない。

しかし、あのオフロードバイクで走ったあのエキサイティング感には到底及ばず。
あの沸き立つ感覚を再びと想ったが、車輪が2つでないと再現しないようだ!!

O田さん!また連れてって〜!!