蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 深入山 雪中行 (2/16) 東コース→林間コース


雪解けが進んでいるが、それでも積雪は1Mを越えている。
少し残念なのは以前登った時の様に、パウダースノーではなくガリガリになっていることだ。
一応ラッセルトレーニングのつもりで、トレースのない尾根を目指す。


雪質は固いので沈まないかと想っていたが、結構な深さまで落ち込む。
ツボ足と膝を使って雪に覆われた尾根を進む。
写真の腕前がいまいちなので、急登感がでない。
結構急なルートなんだけどなぁ。

隣の尾根にはバックカントリーをやるために重そうな機材を運んでいくグループ。


久々に天気の良い雪山。
風も無く、気温も高く、アウターがいらないくらい。




雪は多いものの山頂付近になると、一部雪崩れて山肌が露出していた。
無理せず、雪の多い直登を登り詰める。


山頂到着。いつ来ても山頂からの眺めは美しい。


林間コースを抜け下山。


北側に面した斜面は雪が多く、本来あるべき登山道は雪で埋もれていた。
ルートがはっきりしない中を進むことになったので、すこしばかり緊張。


林間を抜け平坦な場所に入ってからワカンを装着。
60cm近くあるピッケルが根元まで突き刺さっても、地面に当たった感触は無かった。
ワカンでもそれなりに雪に対する浮力があることを実感したが、深く埋もれてしまうと逆に動きづらい。スノーシューがこういう場面だと効果覿面だろうが、正直値段が高すぎて手が出ない。


後半は一面雪に覆われた平原をハイキング。
天気も良く清々しい風景が目の前に広がる。

ゴリゴリと進むラッセルとまでは行かなかったがいい運動になったと想う。
このまま寒波が来ず、緩やかに気温が上昇するようならばそろそろ雪山シーズンは終わりに近いだろう。
往路:東登山口から、尾根を直登 2時間10分
復路:林間コース 2時間