そろそろ雪山シーズンと思い、恒例の深入山へ出向いたところ、ほとんど雪が積もっていなかった。この時期には大体積雪が1M近くあるのだが、今年は暖かい日が続いているのでなかなか積雪しないようだ。
先週の寒波が来たときはそれなりに積もったようだったが、あっという間にこの状態になってしまった。
本格的な雪山はもう少し先か。
いこいの村から東コースを登る。登山道には雪があったが、積雪は数cm程度。この程度では雪山とは言えないので雪山装備を外し、ハイキング装備で登る。
比較的天気が良かったが、北からの風が強く冷たかった。
真っ白な世界を期待したが、草紅葉にも雪景色にも中途半端な風景。
登山道が分からないくらい雪が積もっているのだが、ほんとに残念。
時折雲が覆いかぶさって雪がちらついてきたが、本降りには程遠い。
山頂へ到着。
この中途半端な積雪じゃ登山客は来ないだろう。
本格的になってくるとバックカントリースキーを楽しむ登山客であふれかえるのだが、今日は一人のようだ。
雪が降っていなくても気温は低く強い風が吹き抜けるので山頂付近のススキは凍り付いていた。
いや、雪が本格的に降るとこのススキが全部雪に埋もれるんだけどね。
下山は林間コースを辿る。
腰までつかる雪はどこへやら。
普通のハイキングになってしまったな。
東屋で休憩。お湯を持ってきたので簡単にコーヒータイム。
気温が低いので停滞するとあっという間に体が冷える。
この時期はなめてかからず防寒着と防風対策は必須だ。
真っ白な世界を期待したが、今回はお預けのようだ。
暖冬という話だが、はてさてどうだろうか?
往路:東登山道 1時間
復路:林間コース 1時間
ちょうど一年前の記事はこちら。
そう思うと積雪の状態は全然違う。 夏の様子はこちら。
夏や春先の新緑はハイキングが気持ち良い山。植生も多く見どころが多い。