登山用のザックを新調。
登山を始めるにあたり出来るだけイニシャルコストを掛けたくなかった事もあって、通勤用のザックを流用するところから始まり、嫁さんにプレゼントした少し容量の大きなザックを借りてメインで使っていたりした。
メインで使っていたドイター製のザックはあくまで嫁さん用という事で、ザックの設計が女性専用のをチョイスしていた。
そのせいもあって男の俺が背負うと背中の長さが違うので、背負って各ベルトを締めこんでいった際にウエストベルトが腰骨に当たらず、ほとんどの荷重を肩だけで受けたままの状態で登山を繰り返していた。
ともかく身体に密着させて使うものなので、服と同じ。
しっかりと体にフィットしたものを今回選定しなおした。
オスプレイ・ストラトス。
容量は36Lで日帰りから山小屋一泊程度であれば、十分事足りる大きさだ。
大は小を兼ねるかもしれないが、まずは身体へのフィット感と使い勝手の良さを第一に。
第一線で活躍させることができるアイテムか。
カラーリングは一番好きな『赤』をチョイス。
やっぱり、暗いカラーリングよりも明るい色の方が写真映りが良いから。
そして万が一に備えて、自然界に放り出されてもとにかく目立つ色がいいであろうと考えて。
なんでも最近モデルチェンジしたばかりの最新型らしい。
ザックを背負ったままストックを刀のように収納できたり、写真撮影にも便利な点があったのも決め手だった。
身体へのフィット感が抜群なので、今までの荷物を詰め替えて背負ってみるとずいぶん軽く感じる。
やっぱりサイズ感は重要やな。
『ザックって10年くらいは平気で使えるから、絶対体に合ったものを選ばないと！』
店長さんやその奥さんとあーだこーだー言いながらフィッティングして選んだアイテム。
背負った感じと、手にしたときのインスピレーションでかなり長い付き合いになりそうなアイテムだった。
（結構このインスピレーションって重要。さんざん広島の大型登山専門店を探してもピンとくるものがなく、結局一番近場の宇部の登山専門店ハックルベリーで一番ピンと来たものを手に入れた。『仕方ないからとりあえずこれで』ではなく『これがいい』と思う選択肢が現れるまで手を出さず我慢することも大切だと想う。）
はてさて、この新たな相棒とこれからどんな山行が始まるか。
今まで使っていたザックはとりあえず水洗いして綺麗に汚れを落としましたとさ。
