写創蔵に会員展の写真を納めた後、家族旅行村に足を運ぶ。
丁度この駐車場に龍護峰の登山口があるからだ。
ちょっとした樹林帯を抜けると
あっという間に草原地帯。
冬の時期という事もあってか、あたり一面は枯れ草だ。
春の時期になると、天然記念物に指定されている様な草花を鑑賞できるらしい。
そういえば、昨年の秋口から登山を始めたという事もあってか、草花に関してはノーマークだった。
春になったら、草花を目的に登山というのも悪くないと想う。
登山というよりはどちらかというとハイキング。
緩やかな勾配の道を進む。
ルート上にある『御鉢山』を越える。
ぼちぼち歩いて、あっという間に龍護峰山頂へ。
一応ここが秋吉台最高地点。
春先の新緑や、直近だと山焼き跡が面白いかもしれない。
山頂は平坦になっている面積が広いためか山頂に着いたというよりは丘に到着したという感じ。
標高差は少ないものの、山頂からは秋吉台が一望できた。
季節ごとに色合いが変わるので、違いを楽しんでもいいかもしれない。
もう少し時間をとって、のんびりハイキングも悪くないな。
地形図をみて思ったことと言えば、あちこちに急激に落ち込んでいる窪地があることだ。
『ドリーネ』と言われる窪地で、地下の石灰層が崩れ落ち陥没してしまった跡だそうだ。
中には底が見えないくらいまで縦穴が開いているそうで、基本的に柵で囲われておりドリーネ付近は立ち入り禁止になっていた。地形図で見てみると陥没している範囲は比較的大きい。
当然、地図には載らないものもさまざまあるだろう。
地形図をみて、どのような道を辿って来たか考察してみるのも面白いね。
往路:御鉢山経由 32分
復路:家族旅行村直帰 22分