篠山紀信の写真展『写真力』へ。
会期前からテレビで大々的に宣伝しており、かなり力を入れている様子。
なんでも全国を巡回しているそうで、山口県立美術館で催すことになったそうだ。
テレビCMの時点で気になっていたし、写創蔵でも『良かった』との噂を聞きつけていたので足を運んだ。
感想としては、まぁやっぱりというかなんというか凄いよね。
何が凄いかって旨い事文面にできないんだけれど、『写真力』という言葉を謳っているだけあって人物の写真ばかりながら、かなり迫力のある力強い写真展だった。
美術館の大きな壁一面に見たこともないくらい大きな写真を沢山貼り付けていることもあってか見応えはたっぷりだったと想う。
しっかりとしたテーマがあったので写真に興味のない人でも十分に見応えはあったんじゃなかろうか。
会場は大入りだった。
家に帰って美術館で見た写真力を反芻するために写真集を購入。
名目上『カタログ』となっているため、会場じゃないと手に入れれないかな？
結構なページ数だが、流通を通していないせいか思った以上に良心的な値段だったな。
『写真力』いいねぇ・・・・。
あれだけ惹きつける画を撮れる人間になりたいわ。
【追記】
友人やら後輩やらに『有名人を並べただけの写真ばかり。何が凄いのか良く解らん。あれくらいの写真なら、DAISUKEさんにも似た様なの撮れるのでは』的な事を言われた。
まぁ、あのコンセプトの奥底を感じ取れ、読み解くにはそれなりに感性が無いとダメなんだろうけども・・・。
いやね。そりゃ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコを目の前に、
『おふた方、ちょっとそこでキスでもしておくれやんす。』
と言え、なおかつ快諾されて貰えれば、似た様なのは俺でも撮れまっせ。
