蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

乾杯

全く違う土地に生まれた二人が山の導きにより出逢った。
二人の馴初めはまるでドラマで、山の神が導いたのだろうと想わんばかり。
話を聞けば聞くほど、縁とはまさに不思議なもんです。


そんな二人の挙式に参列。先週の船旅はその行程だったりする。



そんなこんなで、『乾杯』の音頭を務めさせてもらうことに。
写真撮影、余興と幾度と務めたことはあったが、乾杯の音頭をとるのは人生初。
披露宴開始のあいさつでもあり、非常に緊張しましたなぁ。
まだ、写真撮影とか余興とかのほうが気が楽かも。
まぁ、カミカミの定型文の様なお堅い台詞回しで終わったのでありますよ。ちーん。
同席した友人のヤジで場が和んだので助けられましたね。


写真撮影の依頼は受けていないものの、友人の新郎からは自分の結婚式のフォトブックを貰っていることもあり、戦闘用の愛機・D4とストロボ、そしてレンズ二本だけ持って撮影。


いやね。
とんでもないことに、新婦のご実家が写真館でしてね。
まぁ、式場が用意するどこぞ馬の骨のカメラマンなんか雇って無いわけですよ。
ええ、当然でしょうな。
いかにも職人オーラ、厳格そうな新婦のお父様。
そして新婦ご兄弟様が、最新鋭機の『Nikon D750』を構えてらっしゃるお傍で、恐る恐る撮影させてもらったわけですよ。
新婦のプロフィールにも、Nikonストラップのカメラを構えている写真があったので、相応に手練れの様子。
緊張感満載ですがな。『もう何このプレッシャー』って感じで・・・。

それにしても式の各所に山をあしらったことろが沢山あり、夫婦ともに登山が趣味というお二人らしいとても良い式でしたなぁ。


無事本人たちの手元に渡ったようで、新郎新婦ともに好評をいただきました。ほっ。
新婦お父様にも、式終了後データを送ってもらいたいとのことを言われているのでひとまず手元には届くことになるでしょう。
きっと、Exifデータを解析されるんでしょうな。
ご指導ご鞭撻願えれば幸いです。



新婦の故郷、徳島県
なんでも結婚式では『花嫁菓子』というのを配るのが慣習らしい。
調べてみると、徳島県オンリーみたい。
想わぬところで素敵な縁起物をいただきました。




末永くお幸せに。乾杯!!