蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

鳥撮り、トリトリトリトリ

山口県周南市に八代というところがあって、周南市街から車で30分ほど山道を走ったところに閑散とした農村部がある。
八代というところは、本州でナベヅルが越冬の為に飛来する唯一の場所らしい。
毎年このシーズンには越冬する鶴たちが何羽か訪れるようで、写真に納めてみたいなと想いながら、なかなか足を運べずにいた。

とても神経質な鳥のようで、観測や撮影は決められた観測所からで、との事だった。
田んぼには進入禁止の柵が張られ大切に扱われている様子。

その観測所には双眼鏡やらフィールドスコープが置かれ自由に観測できる環境だった。

で、そこから撮影。

【Nikon1 V3 + FT-1 + TC-20EⅡ + AF-S Nikkor 70-200mm VR F2.8】
換算1080mmでこの大きさ・・・。
遠い・・・。
もう遥か彼方って感じ。
しかも不評の2倍テレコンバーターを噛ましたら、解像度が激悪に。
V3が輪をかけて悪化した画像を切り出すのでなおさら解像度が落ちた様な画になってしまった。
さらにモニターで構図を合わすからどこに向けてるのかすぐにわからなくなるし・・・。
観察小屋にある双眼鏡で観察して楽しんできたのでした・・・。


一口に写真と言えど、いろいろな分野がある。
その一つが『鳥屋さん』という人たちだ。
車が買えるほどの値段がする超望遠レンズを使ったり、野鳥観察用のフィールドスコープを使用したりしている理由がなんとなくわかる。

せっかく借りていたレフレックスレンズも持ってきそこねてしまった・・・。
レフレックスレンズ=月撮影用と想いこんでしまっていたのが災いしたな。
こういう時にレンズの真価を見れるチャンスだったのに・・・。


鳥も撮影に嵌ると面白いんだろうなぁ。
いや、装備の質というか方向性がえらく違うので、はっきり言って今の装備だと無理に等しいし、動物が撮りたいのであれば、動物園な人なので、これ以上は首を突っ込むことは無いだろう。


しかし、なんか悔しいなぁ・・・。