蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

皇座山観望会

新月を迎えた週末の夜に、周南天文同好会の観望会が上関の皇座山で開催される。

今回も参加できるタイミングにあったので、カメラを背負って現地へ赴いた。

前回の観望会で夜露に見舞われ、それの対応策としてレンズヒーターを自作したのでその実験もかねての撮影。
今回は前回よりも良いコンディションに恵まれていた。


空には天の川が流れている。


で、
恒例の。




赤道義を持っていないので、三脚による星ぐるぐる撮影。
流石に街の灯りの影響が少ないので、星の映りは抜群。

風が無く前回よりも酷い夜露に見舞われ、他のメンバーはドライヤーで温めていたりふき取っていたり苦労していたようだが、自作のレンズヒーターがなかなか活躍してくれた。

ただ、今回の夜露はあまりにもひどいようで、レンズヒーターを使用してもレンズの中心部が若干曇ってしまった。
二台体制で撮影していたこともあり、もう一セット作成を検討して見よう。

電源も単三電池を6本仕様だったが、8本仕様の方がより温めれるので変更してみよう。
電源部と分割式にしていて良かったな。


そして、星景写真とは別に会長の赤道義をまたまたお借りして、Nikon1 V3とAF-S VR NIKORR 70−200 F2.8G を駆使して星団の撮影。
赤道義は会長が40年愛用しているスカイメモで、望遠での追尾は難しいとは言われたものの、出来栄えはともかく頑張ってみた。


M42 オリオン大星雲】

【M45 プレアデス星団(すばる)】
眼視で位置を特定できる大御所かな?
なんか変な色かぶりが出ているがご愛嬌。

天体初心者の俺からすれば、手持ち機材(赤道義以外)で臨んで、ノートリミングでこれだけ写れば申し分ない。
取り敢えずそれっぽく映っていればいいので、俺はこれで満足なんです。

画像処理はすればするほど解らなくなるし・・・。



シャッタースピードが120秒で限界なのでどうしても光学系が明るいもので勝負しないといけない雰囲気。
明るい中望遠の単焦点を組み合わせれば、色々とやれることが増えそう。
次回は、違うレンズの組み合わせで試してみよう。





南天文同好会HP『星もよう』
http://www.hoshimoyou.com/

次回皇座山観望会 12月20日(土)20:00〜