蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

残暑?お見舞い申し上げ・・・・。


残暑らしきものの片鱗すらも見当たらない。
が、だ!
毎年恒例となっている残暑見舞い用の撮影をせねばならぬということで、毎年この残暑見舞いのモデルになっているAIちゃんに今年もモデルをお願いした。
例年通りこの時期に披露。


天気の悪かった夏を象徴するようなどんよりとした空だが、まぁ仕方あるまい。
今年は友人のMERROWさんも撮影に協力してくれた。

撮影自体は8月の後半。海の家も店じまいをしようかというくらい時期だった。
海辺には夏休みラストスパートを少しでも楽しもうと学生さんがちらほら。


周南の愉快な仲間達と皆で集まって、そんな閑散としたビーチサイドの海の家で昼間から酒を呑んで酔っ払っていましたとさ。




ついでにAIちゃんのグラビアをお酒片手に撮影をしていると、仲間内がざわつき始めている。

『あのおっさん、なんか怪しい・・・。盗撮しとるで!」
と、仲間がささやき始めた。
ふと見渡すと少し離れたところに、40代くらいのオッサンがひとりビーチに座り込んでいる。
その数メートル先には中学生くらいの女子グループ。
遠目で見ていた友人曰く、そのオッサンの手元のガラケーがモロに女子グループを狙っていたそうな。
どうも夏休みのビーチに不釣り合いなオッサン一人。うむ。怪しく見れば怪しいな。


あまりのキモさに痺れを切らしたAIちゃんが女子グループに駆け寄って、
「盗撮されているから、場所を変えた方がいい」
と、大きな声で聞こえる様に、あからさまに言ったら、その瞬間すくっと立ち上がったオッサンは怒涛の速さで撤退していった。あの動きは早かった。
そのあからさまの反応に周囲ドン引き。
大当たりだ。
あまりの出来事にみんな目を見合わせて、『・・・』となってしまった。



恐るべし夏の恐怖体験。
ドン引きしすぎて、一部始終を撮影するのを忘れていた俺はまだまだか?
そもそもそのオッサンの射程範囲内で堂々と撮影していた俺って・・・。