蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

蒸し暑い日々

当初山口県は台風直撃コースだったが、西から東へ移動する台風は九州山地あたりでその進路を阻まれ南へ逸れた。九州に爪痕を残しつつ今後は北東へ進路を向け本土へ再び上陸するようだが、幸いにもこちらは昨晩風が強いくらいでローカルニュースになるほどの事件は起きなかった。


当初の予定では台風が直撃して会社が吹っ飛び更地になり、再起不能になるほどの被害を受けたので仕方なく一足早い夏休みを謳歌する予定だったが、湿気の帯びたヌメリとした空気の中、いつも通りのつまらない平常運転を送ることになってしまった。
皆、会社が臨時休業になるんじゃないかと台風到来をウキウキしながら望んでいるようだったが、うまいこと行かなかったようだ。
実際、直撃して自宅の屋根が吹っ飛んだり水浸しにでもなったら『台風招来!』と望んだことをきっと後悔するだろう。
退屈かもしれないが、何事も平常運転くらいが一番いいのだ。


梅雨独特の生ぬるい湿気を帯びた空気だけが訪れ、夜の眠りに邪魔をする。
中途半端な天気が続いているので湿気が酷く、眠りにくい日が続くのかと思うと気が滅入る。


それにしても蒸し暑い。
暑いだけならいいが、『蒸し』暑いのはいただけない。
滴る汗が、さらに拍車をかけて心身を不快にする。