蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

地に伏せた龍 虹の橋を渡りて 風の波に乗り 天へと還る

訃報が届いた。


かねてより親交のあった歌うたいの龍太郎さんが5月27日の朝に亡くなられた。


一年前に病に倒れ、今年の3月にお見舞いに行ったのが最後だ。


友人から聞いた話によると、苦しむことなく安らかに逝かれたそうだ。


祭と音楽の世界に足を踏み入れて活動していく中で出逢った人で、何度もライブの撮影をさせてもらったし、時として演者として同じステージに立たせてもらうこともあった。


最後に聞いた彼の歌は去年の9月だった。



生まれてくること、死んでいくこと。
それ以外ことごとく違う十人十色の人生の中で、短い間ながらも共に時間を共有できたことは本当に幸せでした。
貴方はどうで在っただろうか?


彼の魂は重い身体とこの世の理から解脱し、颯爽と空を駆け巡っていることだろう。
哀しみや驚きということよりも、『ああ、これも本当は自然の一つの流れなんだ』と受け入れることが先に来たように思える。
乗り越えるわけでも、引きずるわけでもなく、ただただ受け入れた。




精一杯の感謝の思いと共にご冥福を心よりお祈りさせていただきます。



本当にお疲れ様でした。


また、来世で遊びましょう。