恒例の・・・。
【D4 28mm F8 ISO200 PLフィルター使用】
前回の風景と比べると煙突の状況は全く変わらず。
【 4/24の風景 D4 28mm F8 ISO200 PLフィルター使用】
こうして比較してみると、同じ設定のクセにこれだけ色合いが違うのはいかがなものか・・・。
撮影時刻や光の加減、天候に左右されるとはまさにこの事だろう。
煙突について全く進展がないがもしかして、予算縮小で中止になったかな?
予想では煙突が段々と短くなる予定だったが、前回の撮影から一か月経った今、変化が特に見られない。
うーん・・・取り壊す、と言ってもお金が掛かるだろうしこれだけ大きいものを崩すのはなかなか大変な事なんでしょうな。
で、あまりにもつまんないのでちょっと新技を・・・。
【D4 28mm F8 ISO200 PLフィルター使用 HDR合成】
『HDR(ハイダイナミックレンジ)』という合成方法で露出補正を±2ほど補正した画像2枚と、適正露出で撮影した計3枚の画像を合成。
ちなみに適正露出で撮影した写真は一枚目と同じになる。
第一印象としてはなかなかダイナミックな感じに仕上がった。
結構前から流行っていた合成技術で、おまけにフリーソフトを手に入れたので、いつか使ってやろうと考えていたものの、なかなかタイミングに出会えず放置。
ちょっと試しにやってみたが、なかなか悪くない仕上がりだ。
一枚撮りの写真で難しかった雲の立体的な流れが、黒くつぶれず明るく飛ばず、上手い事浮かび上がっている。
煙突周辺の工場群からの排煙や海面も陰影がはっきり映し出されている。
単純な話、くっきりはっきりしている画の方がどちらかというと印象に残りやすい。
『あのオッサン、めっちゃ顔濃いわ〜』と感じるのはそのためだろう。違うか。
何はともあれ・・・。
と、いうことはだよ。
天体写真の『加算合成』や『加算平均』という合成手法とどのように違うのかわからないが、もしかしたら天体写真でも流用できる技術ではないかと目論見中だ。