蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

個人的観察と分析、そして所感。

おもむろに。
そう、何の気なしに。
まるで虫の報せというものだろうか。
もしかしたらこの俺を取り巻く霊的な何かが、観察しろと呼びかけたわけだ。


ふとあたりを見回して発見した。

夏しか使わないエアコンのコンセントが差しっ放しじゃないか。

イマドキはエコだ、待機電力だなんだのだとうるさいし、少しでも電気代の節約と想いコンセントを引き抜いた。




個人的観察。


観察。


分析。



どう見てもプラスチック部分は溶けている。一度はスパークしているな。



原理原則で話をすると、コンセントプラグに埃が溜まり、その埃に水分が集まったことになる。
ちなみにわが家の場合、埃の発生源は着衣から発生した物が大半だろう。
埃は空気をはらみやすい。
はらんだ空気に水分があると、スポンジ状の埃はあっさりと水分を吸収する。
不純物を纏った水分は導体だ。
つまり電気を通す物体なのだ。
コンセントの充電部(プラグ間)に限りなく抵抗値の低い物体(この場合水分を纏った埃)が挟まってしまった状態になる。
この状態は非常に危険である。
小学校の理科で習った『オームの法則』電流=電圧÷抵抗の公式から、その危険性が導き出される。
電圧100Vに限りなく小さい抵抗、たとえば0.01Ωの抵抗が挟まったとしよう。
其処に流れる電流はオームの法則により電流=100(V)÷0.01(Ω)という式で計算される。
計算するとどうだろう。そこには10000Aの電流が流れるわけだ。
至極単純な計算ではあろうが・・・。

ニンゲン様の致死電流は0.1Aと一説で言われている。



諸説ぶっ飛ばして、想像力を働かせ、想うところは一つ。



まぁ。燃えるわな。



ちなみにもっと言ってしまうと、コンセントに差している家電が使われていなくても関係ない。
コンセントの根元でこの現象が発生するので、そもそも差している時点で危険である。
家具の奥に隠れ、24時間365日差しっ放しのものは特に注意が必要だ。




所感。


今すぐ差しっ放しのコンセント掃除しろ。
もうすぐ梅雨時だ。