2013-03-05 朝焼けを望む 夜明けが迫る。 その西の空には朝霧の中、月が出ていた。 朝焼けや夕焼けを望む機会は意外と少ないと想う。 普通に生活して普通に過ごしていると、見過ごしがちな瞬間。 昔に見たテレビで、多くの子供達が見たことも無いといっていた。 大人もそうだろう。 そう、わざわざその時間に居合わせる必要は皆無だからだ。 だけど、俺は違う。 写真を趣味に生きていて、この幻想的な瞬間を目の当たりに出来る贅沢を知っているからだ。