以前にも書いたが、近所の海沿いは工場が乱立している。
一時期『工場萌え』なる写真集が流行っていたこともあった。
その写真集には、この周南市の工場地帯がピックアップされていた。
昔は街の景観を損ねると言われていたようだが、最近では華やかさを象徴するイルミネーションのようなものに捉えられ、静かなブームになったようだ。
夜も幾分か涼しくなり、活動しやすくなったので寝る前に久々カメラと三脚を持ち出して出かけた。
最近はもっぱらコンパクトカメラばかり使っていたので、今夜は久々D4の出撃だ。
勿論、あのタフガイな三脚も一緒だ。
車に乗ってぶらりと海沿いの道をドライブ。
其処にそびえ立つ大きな煙突。
水銀灯や蛍光灯の明りが交わり不気味に輝く工場群。
生きているかのように吹き出る煙。
目の前に見える物体は、我々凡人の理解の範疇を遥かに越えた領域で組み上げられ、稼動しているのだ。
無機質だが、どこか有機性を感じる。
このなんともいえない魅力を『萌え』というのだっ。
ところで、なんだか車に乗ってドライブしているようですが・・・。
え?ええ、ええ・・・。残念ながら愛車は廃車になってしまったとさ。
あんだけツブれりゃ復元不可能なんだって。あはは。無念・・・。
つーことで、今はディーラーから借り上げているレンタカーで過ごしております。
もちろんレンタル代は突撃してきたオッサン持ちなんで問題なし。
で、本命はというと・・・。
それは次へのお楽しみ、ということで。